え、なんで?アメリカの雪山に「溶けた」ゴンドラが出現

アメリカ・コロラド州にある世界有数のスキーリゾート・アスペンに現れた1台のゴンドラ

だけど......様子がおかしい溶けた車体が雪の上にでろーんと流れているのだ。

© aspensnowmass/Instagram

もちろん、ゴンドラが本当に溶けているわけではない。

これは温暖化による気候変動への警鐘として製作されたアーティスト・Chris Eriksonによるアート作品。頂上付近に設置されたゴンドラの傍にはこんなメッセージが。

Look around. Reach down and touch the snow. Think about your next run. Reads the sign next to the Melted Gondola. Do you want all of this to melt away?
 
まわりを見渡してみて。手を伸ばして雪に触れてみて。またここでスキーやスノーボードを楽しみたいですよね。このまま雪がすべて溶けてなくなってしまってもいいんですか?

メッセージをもったアートがもたらすインパクトは非常に大きい。

しかし、実際の気候変動への解決策は、クリーンエネルギーに移行したり、ひとりひとりが資源を大切に使うといったことだろう。

なお、このインスタレーションは2022年のシーズンいっぱいまで設置される予定とのこと。

Top image: © DisobeyArt/Shutterstock.com
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