都市部に木造建築が続々?今夏「木造5階建てモデルハウス」が川崎に誕生
都市の木質化がこの数年で進みそう。
木造注文住宅を手がける「株式会社アキュラホーム」が、5階建ての木造軸組工法によるモデルハウスを神奈川県川崎市の「川崎住宅公園」内に建築する。
脱炭素社会の実現に向け期待されている木造建築。ニーズは高まっているものの、日本では3階建て以上となる建物のほとんどが非木造の構造によって建築されている。
同社は、コストを抑えた技術と工法で、今夏までに竣工する予定の環境に優しい新時代のビルモデルを実現し、木造ビル建築が都市部の新たな選択肢となることを目指す。
2025年には東京・日本橋に国内最大にして最高層となる木造高層ビルの完成が予定されているなど、建設各社による木造ビルへの挑戦が続く現在。
このモデルハウスが、コスト高などを解消した中大規模木造建築の姿をいち早く提示し、都市部の木造建築化を推し進めるかもしれない。
©株式会社アキュラホーム
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