地上18階!日本一高い「木造賃貸オフィスビル」

「三井不動産」が、日本橋(東京)に国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルを着工した。

設計施工を手がけるのは「竹中工務店」で、ビルは地上18階建て、高さ84m、のべ床面積は約2万8000㎡。使用する木材量は国内最大級の1100㎥ 超えだそうだ。

©三井不動産株式会社

また、CO2固定量は約800t-CO2を見込み、同規模の一般的な鉄骨造オフィスビルの躯体部分と比較して、建築時のCO2排出量は約30%の削減が期待される。

施工には竹中工務店が大臣認定を取得した耐火・木造技術等を導入。それぞれ下層階には3時間、中層階には2時間、上層階には1時間の耐火集成材「燃エンウッド」を使用し、CLTを用いた耐震壁・制震壁も採用。

オフィスとしての機能面でも、木造ならではの安らぎや香りを感じられるようにと、エントランスホールは上質な吹き抜け空間に。リラックス空間で精神的な働きやすさや過ごしやすさも追求しているそう。

さらに、屋上には有機質肥料を用いた水耕栽培システムと、空調設備の省エネ効果が期待される室外機芋緑化システムを導入予定だ。

©三井不動産株式会社
©三井不動産株式会社
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周辺環境にもこだわり、地域住民やオフィスワーカーにとっての日本橋の新たな緑の拠点となるべく、約480㎡の緑地を整備。蝶などの生き物が生息しやすい生物多様性に配慮した環境作りを推進していく。

竣工は2026年を予定。新たな木造のランドマークが東京に新風を吹き込む!

Top image: © 三井不動産株式会社
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