東京・銀座に「持続可能な新しい価値」を創出する木造の複合商業ビルが生まれる

サステイナブルな建材として高層建築においても注目が高まっている「木造ビル」。この木造を使用した複合商業ビル「銀座髙木ビル(仮)」が銀座に今年5月竣工する。

不動産の新しい価値づくりを目指す「株式会社髙木ビル」が建設中の同ビル。最大の特徴は、地上12階建ての最上階から9階まで、飲食店等が入居する予定の部分が木造であることだ。

©株式会社髙木ビル

最上部は外壁にも国産のスギ材を使用し、木の箱を載せたようなデザイン。高層階には、バルコニーやルーフトップを設置し、銀座の街の雰囲気を感じられる開放的な空間をつくるという。

「ハードとしての箱」ではなく「人が集まり、暮らし、コミュニケーションが生まれるもの」を想定し建設される「銀座髙木ビル(仮)」。

都心のビルでは体感が難しい「木のあたたかみ」を感じてもらい、人が行き交い、集うことで、より豊かな場所にしていくことを目指している。

©株式会社髙木ビル

『銀座髙木ビル(仮)』
【竣工】2023年5月
【所在地】東京都中央区銀座7丁目3-6
【構成】地上12階・地下1階

Top image: © 株式会社髙木ビル
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