「木造マンション」がこれからのスタンダードになる!
循環型資源である「木」を主要構造材に用いた、木造マンションブランド「MOCXION(モクシオン)」に、初の草屋根としての屋上緑化に取り組んだルーフトップテラスを採用する物件が誕生する。
2024年1月に東京都目黒区大岡山で着工し、来年3月の竣工を予定している「(仮称)大岡山1丁目プロジェクト」だ。
地上4階・地下1階建て木造賃貸マンションとして誕生する同マンションは、鉄筋コンクリート造と比較して軽量になることにより、耐震性・耐久性等の建物性能は損なわないままに敷地への負荷の少ないサステイナブルな建築計画を木造で実現。設計プランにも柔軟に対応が可能で、都心部特有の複雑な建築条件をクリアし、有効面積を最大限に確保できるという。
今回「MOCXION」ブランド初採用となるルーフトップテラスでは、本物の緑・風を感じられ、夏の日差し、冬の冷気が直接屋根に触れないことで建物への影響を小さくし、照り返しの熱を軽減した近隣環境にも配慮した構造になる予定。
また、エントランスと住戸内の壁面には天然木材を使用するそうで、草屋根など木質感のある外観とともに、内装にも木造マンションであることを実感できるデザインを計画している。
そして、「(仮称)大岡山1丁目プロジェクト」は木造の特性である高断熱性に加え、建物各所で高効率・省エネルギー設備を採用することでBELS評価の「ZEH-M Oriented」の取得を予定しており、地球環境にやさしく、賃貸入居者にも快適な暮らしを提供していくとのこと。
『MOCXION「(仮称)大岡山1丁目プロジェクト」』
【所在地】
東京都目黒区大岡山1-2232-2、2232-5、2233-2
【構造】地上1F~4F枠組壁工法(木造) 地下1F RC造
【敷地面積】656.51 ㎡
【総戸数】29 戸
【施工主】日鉄興和不動産株式会社
【設計施工三井ホーム株式会社