メニューの言葉を変えるだけで、人は「環境にやさしい料理」を注文する【世界資源研究所の調査】

2月1日、世界資源研究所(WRI)が興味深い調査結果を明らかにした。

レストランやカフェなどのメニューに記載してある言葉を変えるだけで、消費者は低炭素なベジタリアンフードを選ぶようになるというのだ!

調査対象はアメリカに暮らす6000人。メニューに「Small changes, big impact(小さな変化が大きなインパクトにつながる)」「Joining a movement(一緒にムーブメントに参加しましょう)」などという10種の環境に関するメッセージを追記し、被験者の反応を観察したとのこと。

実験の結果、メッセージを見ていない被験者に比べて、それを見た被験者は低炭素なベジタリアンフードを選びやすかったのだとか。ちなみに、前述の2つのメッセージを見た被験者は約2倍環境にやさしい食べ物を注文する傾向があったそう。

メニューの言葉を変えるだけでも、人は地球に配慮するようになるという事実。これこそまさに「Small changes, big impact」だろう。

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