アフターコロナへの一歩……ニュージーランドが旅行客を隔離期間なしで受け入れへ

オミクロン株の流行など、まだまだ人々の生活に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。

そんなwithコロナ時代から、アフターコロナ時代へ向けた一歩が、とある国で進められている。

来る2022年5月2日より、ニュージーランドが海外旅行者を入国後の自主隔離期間なしで受け入れることを発表したのだ。

もちろん、誰でもかれでも隔離期間なしというわけにはいかない。

対象となるのはワクチン接種が完了しているビザ免除国からの海外旅行者で、日本もこれに該当。

現地時間5月1日の23時59分以降、旅行者は出国前の検査で陰性かつ、到着時と到着から5日目あるいは6日目に受ける2回の抗原検査が陰性であれば、隔離期間が免除となる。

息をのむような美しい風景や希少な野生動物、豊かな文化や遺産といった大自然の魅力を体感できるニュージーランドへの渡航が容易になったことは、非常にうれしいことだ。

この試みが始まったからといって、すぐに「ニュージーランドへ旅行しよう！」とはならないかもしれないが、徐々に旅行者も増えていくに違いない。

この取り組みのように、アフターコロナに向けて世界の観光業も着実に歩を進めているのだ。