「カミングアウトとは愛と勇気の積み重ね」──。「オレオ」の短編映像

先日、「オレオ」がLGBTQ+をテーマにした短編映像『The Note』を公開した。

同作品は「#LifelongAlly(人生の味方)」というキャンペーンの一環で、オレオと性的マイノリティをサポートする国際団体「PFLAG National」とのコラボで制作されたもの。

監督を務めたのは、Netflixで配信されているLGBTQ映画『The half of it(ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから)』のアリス・ウーだ。

とある家族の“ある瞬間”を捉えた作品の冒頭、主人公の青年の手には一枚のメモが。そこに書かれているのは、中国語と英語で「家族に対する愛」や「中国から英語圏へと移住した祖母への感謝」、そして「私はゲイ」という文字──。

この後、家族のもとを訪れる祖母に、少年は自身がゲイであることを中国の言葉でカミングアウトを決意する。

本番をまえに、あまりの緊張に震える彼の脚に、母親がそっと手を置く。そして……少年と同様、ふたつの言語で綴られた母親のメモには、こうくくられていた。

「大丈夫。おばあちゃんは私の母だけど、あなたは私の息子だもの」

© OREO Cookie/YouTube

そして作品は「Coming out doesn’t just happen once. (カミングアウトは一度だけではない)」と締めくくられる。

「カミングアウトは人生に一度だけのイベントだと思う人もいるが、実際は、愛と勇気が必要な会話の積み重ね」オレオクッキー公式チャンネルは、こう見解を示した。

主人公を取り巻く家族のように、同性愛やバイセクシャル、LGBTQ+である人々にとって、私たちも「#LifelongAlly(人生の味方)」であることが大切な一步なのでは。

Top image: © iStock.com/vadimguzhva, iStock.com/Tatiana Mezhenina
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