自然保護のために、アマゾンの熱帯雨林を“NFT化”して販売
近年流行りのNFTでは、アートやチケットといった商品の販売が主流。でも、この技術はもっと色々な可能性を秘めているはず!
ということで今回は、社会問題と結びつけた斬新なアイディアをご紹介。
それは、環境保護系の新興企業「Nemus」がスタートした、「アマゾン地帯の土地を"NFTとして販売"する」というプロジェクト。
ブラジルのアマゾン雨林のうち、Nemusが既に所有している土地(現時点では410平方キロメートルだけ)を販売するもので、会社の資金を増やし、保護できる土地を拡大するための計画。
© nemus.earth/Instagram
とはいえ、販売されるNFTは土地の権利を保証するものではなく、購入者たちを「ガーディアン」として森林保護に関する情報にアクセスできるようにするサービスだそう。
新興企業だからプロジェクト規模はまだ小さいけど、NFTはセレブを中心に流行していること、セレブの中には環境保護など社会問題への関心が強い人も多いことを考えると、かなりの将来性を感じられる。
いつか影響力のあるセレブの目に留まれば、より大きな規模で活動ができるはず。
本人たちが「古い保護活動は機能してない。我々は森林保護を新時代へ導く」とコメントしているように、アクティビストたちも新しい技術や手法を駆使する時代がきているのかもしれない。
NFTの未知なる可能性、そしてNemusのこれからに期待したい。
ちなみに、公式サイトは日本語にも対応していて、企業理念からプロジェクト概要まで分かりやすく解説されているので気になったらぜひチェックしてみて。
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