人と自然、素材と環境。美しさとはナンダ

大自然の迫力に息をのむ。少なからずこんな経験があると思います。では、その自然の中に無機質な人工物が重なるとどうでしょう。

自然は自然だけの方が崇高なのか?
造形物はそれだけの方が端麗なのか?

大自然
VS
造形物

©WILLETT CREATIVE SERVICES, LLC
©WILLETT CREATIVE SERVICES, LLC
©WILLETT CREATIVE SERVICES, LLC

自然の風景のなかに人工的な造形物を重ね合せる。「Co-Existe(共存)」と題されたこのプロジェクト、あなたの目にはどう映るでしょうか?

オブジェのカタチはみな似てはいますが、素材は大きく異なり、自然の対極にあるデジタルテクノロジーを駆使して形づくられたもの。主催者たちは、これを周辺の風景に溶け込むようにデザイン、配置したそうです。

©WILLETT CREATIVE SERVICES, LLC
©WILLETT CREATIVE SERVICES, LLC
©WILLETT CREATIVE SERVICES, LLC

「手つかずの自然」という表現があります。が、本当の意味で地球上にまったく人の手の介さない自然は、もうほとんど残されてはいません。

人が美しいと感じる自然、もしかしたらそれは誰かが手を入れた人工的なものなのかもしれない。あるいはそれを理解しているがゆえに、こうして自然と造形物との「共存」のなかにも、私たちは慈しみに似た感情を抱くのかもしれませんね。

Art Direction: Ezequiel Pini + Willett
3D Design and Retouching: Ezequiel Pini
Photography: Cody Cobb

Top image: © WILLETT CREATIVE SERVICES, LLC
アーティストGarret Kaneが制作したのは、地球の化身のようなアート。コアの部分は3Dプリンターで制作し、その周りを自然のもので装飾しているらしい。
「SHITOI」は、畳表をインソールに用いたサンダル。こだわりはその素材で、シェア率の高い「い草」ではなく高級素材の「七島イ(しちとうい)」を使用。履き心...
ここで取り上げるのは空中写真家Tom Hegenさんの写真。彼はいかに人間が自然を破壊しているのかが分かる景色を撮影しています。
モスクワ出身のアーティストevgeny chesさんは、街にあふれるストリートアートを森の中に持ち込みました。しかしそれは、森を汚してしまう「落書き」では...
大気汚染や水質汚染問題など、汚しているのは人間だけど、結局のところ最後に困るのも人間だと思う。オランダの環境問題について真剣に考えるAlice de Kr...
自然欠乏症候群。本来は、子どもたちが自然に触れる機会が少ないために起こってしまう、不眠などの症状を表します。とは言っても、大人にも当てはまるような気がしま...
アメリカでは「デジタル・デトックスキャンプ」なるものが人気らしい。日本でも「デジタル・デトックス」は、ひとつの休日の過ごし方として注目されている。象徴的な...
一見気づきにくいほど周囲の自然に溶け込んだ小屋が、メキシコの西海岸にある田舎町サン・ファン・デ・アリマにあります。小屋とはいえ、中はホテルのロビーみたいに...
機能的にはごく普通のコーヒーミルで、ローテクではあるのですが、アウトドア好きかつデザインにこだわりたい人にはぴったりかも。単純に見た目がオシャレなので、自...
ニュージーランドのクイーンズタウンを拠点にしているフォトグラファーのカップルは、南島を中心に夜空の写真を撮り続けている。大気汚染が少ない空には、息をのむほ...
8年以上もタイムラプスを撮影しているMartin Heckさん。「100 Hours in Iceland」と題された彼のビデオには、たくさんのアイスラン...
アーティストのLois Greenfieldは、人のもつ美しさを追求するために実験的なダンス写真を撮影しています。彼女は、踊ることにより人間は魅力を発揮で...
日本が世界に誇る料理、寿司。真っ白なシャリに新鮮な素材がのった姿は、海外から見ると「芸術」と評されることもあります。それが、実際にアート作品へと昇華しました。
消費者の求めるものを素早く大量に生産することで知られるマクドナルドが、スウェーデンでは自然保護活動に力を入れているらしいんです。その知見を広げるために必要...
画家ゴーギャンが「古城のよう」と表現したことで知られるポリネシア、モーレア島を拠点に活動する写真家夫婦ヴィルジニさんとサミュエルさんは、10年ものあいだポ...
ライティング、音響、そしてブロジェクションマッピングを用いたデジタルアートで、海の中の世界を演出するプロジェクト。いまや水族館の新たな魅力を引き出す手法と...
通勤ラッシュの電車に乗って、会社についたらPCとにらめっこ。「あ〜〜今日も疲れた」と、思いながらまた帰宅ラッシュの電車へ。私のような、お疲れ気味の社会人の...
ヨーロッパに起源を持ち、宗教的迫害から逃れ、新しい土地を求めるようにして、18世紀前半のアメリカに移住した「アーミッシュ」。彼らからは、長生きを可能にする...
北極圏にあるスヴァールバル世界種子貯蔵庫が、完成したのは2008年。農作物が絶滅したときに備えて、現在は約98万の種子サンプルが保存されているんです。
河口や浜辺に流れ着いた流木を見つけると、どうしても手にしたくなる。ほどよく朽ちかけ、丸みを帯びたその風合いは、年輪に変わる長い旅路を経た証。もしかしたら、...