熱帯雨林の中にたたずむ、謎多き「噴水ホテル」
その外観を見ているだけで、ワクワクするような冒険が始まる気がします。この山と出会えたら、『インディー・ジョーンズ』の映画を観た時のように、目を輝かせてしまう。
ジャングルの中にある不思議な建物には、実は泊まることができるんです。
「噴火」するマグマをイメージ
場所は、チリ中央部にある熱帯雨林の中だとか。天辺から、ドバーッ!と勢いよく流れ出す水がインパクト大。これは、火山から噴火するマグマをイメージして作られました。
とにかくこのホテルには謎が多くて、はっきりとわかっている情報はごくわずか。でも、そんなところにも好奇心がくすぐられるんです。
先ほどの石が敷き詰められた外壁とは打って変わり、緑に覆われています。季節ごとに変化する姿が楽しめそう。
ただ、どうしても気になってしまうのが、あの吊り橋。あそこから、中に入れるみたいだけど、歩いたらグラグラ揺れそう。想像しただけでも冷や汗が…。
近くで見ると、ぎっしりと植物が生えています。
冬は、童話のワンシーンみたい。ひょっこりと赤ずきんの女の子が出てきそうで、ドキドキしてきました。
木造りの温かみのある内観。螺旋階段の中央にある柱には、森の中に住む可愛い動物たちが描かれています。こういうメルヘンな遊び心が、中にいくつかあるのかも?
意外なことにバーがあるみたい。お酒を飲みながら、旅の話に花が咲きそう。
自然を楽しめる大きな窓。それに、座り心地の良さそうなソファ。
ぐっすり眠れそうなベッドルームも。
シーズンによって変わるらしいのだけど、宿泊料は一泊176ドル(約2万円)から。
実は、温水プールやサウナもあるこの施設。結構、快適そうではあるのだけど、謎は深まるばかり。
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