環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが主人公の「絵本」が2月に日本発売
イギリスで出版された『グレタとよくばりきょじん たったひとりで立ちあがった女の子』(原題:Greta and the Giants 訳・さくまゆみこ)が今年2月に日本でも発売される。
同書は、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの活動を子どもにわかりやすく伝える絵本。動物たちが暮らす美しい森の木を切り倒していく“よくばりきょじん”に一人の少女(グレタ)が立ち向かうという物語だ。
発売に合わせて開設される特設ページ(2020年2月上旬オープン)では、“ぼくの・わたしの「世界をかえよう!」プロジェクト”が開始予定。読者の子どもたちの「宣言」を集め、サイト上に掲載。集まった「宣言」はグレタさん本人に届けられるという。
一昨年、スウェーデン国会議事堂での座り込みで世間に名を知られるようになり、昨年は、スウェーデンで史上最大の気候ストライキを牽引し、国際連合、アメリカ連邦議会、イギリス議会で立て続けに演説を実施。『TIME』誌の「今年の顔」として表紙を飾り、科学界で話題の「今年の10人」にも選ばれた。
2020年の今、気候変動の危機を訴え続ける彼女が目指す未来とは──。
賛否の声のどちらも多く挙がるグレタさんだが、それだけに子どもに限らず大人もチェックして議論すべき内容が、この本には記されているに違いない。
『グレタとよくばりきょじん たったひとりで立ちあがった女の子』
【作】ゾーイ・タッカー
【絵】ゾーイ・パーシコ
【発売日】2月
【定価】1400円(税別)
【発行】フレーベル館
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