ローカル暮らしの柳瀨菜摘さんに密着したら、最後にたまらない「ビールとカレー」が出てきた。

デザイナーで料理家でもある柳瀨菜摘さんは、今まさに本格的なローカル暮らしが始まったところ。

「2019年くらいから夫の地元である東京の練馬と埼玉の小川町で二拠点生活をしていたんですが、ちょうど妊娠や出産もあって、やっと今年から小川町に完全に引っ越せそうです」

菜摘さんは、北海道出身。
夫の武彦さんは、練馬出身。

お互いに広告業界でコピーライターや企画などを経験しながら、着々とローカル暮らしへの準備を進めていたそう。

「世界が広がる、農業のお話」
SOU FARMさんで旬の野菜を収穫

小川町で、自然のサイクルを感じながら生活をする菜摘さんにとって、無農薬・無肥料の不耕起栽培で野菜本来の力を引き出す「SOU FARM」の柳田大地さんは、先生のような存在。

「もうほんと、大地さんのお話を聞いていると、勉強になることばかりでいつも楽しいです。お野菜にとってどんな収穫方法が良いのか、蝶々や青虫も含めた循環のお話、いろいろ教えていただきながら、いまスペースを少しお借りして自分の畑もやりはじめているんです」

今回、SOU FARMさんで収穫させていただいたのは

・にんにく
・玉ねぎ
・ケール
・にんじん
・おかのり
・パクチー(葉っぱ、実、お花)
・そらまめ
・スナップエンドウ
・スイスチャード
・ルッコラのお花

と、想像以上に多種多様!

「ここで採れるお野菜って本当にみんな香りが良くて、料理が楽しくなります。今日はこのお野菜たちを使って、大人のスパイスカレーを作りたいなって思ってます」

 

朝から汗もかいたし、最高の提案だ。

採れたて野菜たっぷり!
大人の「スパイスカレー」を

畑から場所を移して、小川町の「人と文化の交遊拠点・玉成舎」にあるカフェ&セレクトショップ「PEOPLE」へ。

柳瀨さんご夫妻が手がけるとても素敵な空間で、食事やコーヒーが楽しめるほか、イベントなども定期的に開催されている。

「今日は採れたての野菜を使うので、存分に香りを引き立たせてくれそうな、カルダモンやクローブなど香りのいいスパイスを中心に作ってみたいと思います」

PEOPLEのキッチンに、どこか異国を旅をしているような食欲を刺激する香りが溢れてくる。

・カルダモン
・クローブ
・コリアンダーシード
・クミンシード
・マスタードシード

上記のスパイスに加えて、以前スリランカで購入したというガラムマサラも合わせ、仕上げていく。

今日のスパイスカレーには、朝に収穫した野菜以外にも、大地の恵みが存分に詰まっている。

「トマトや赤らっきょう、平飼い卵、鶏肉、白米も小川町産のものです。こういう素材が揃うのが本当にこの土地の魅力だなって思います。ローカル暮らしってどこか冷たくされるんじゃないかって心配される人も多いと思うんですけど、小川町はどんどん横にネットワークが広がっていって、素敵な人たちにつながっていく気がします」

PEOPLEの裏庭で採れたハーブも入れて、完成〜。

そんなスパイスカレーに抜群に合う
香りのいい「ビール」があるんです

夫の武彦さんも合流して、ひさびさの夫婦のゆっくり飲み。

「せっかくだから乾杯しよっか」
「あ〜、ビールもカレーも香りがいいね」
「これ、今朝採った野菜?」
「こういうカレー、元気がもらえるね」

スパイスカレーに合わせたのが、サッポロビールの「SORACHI 1984」。

奇しくも、菜摘さんの出身地である北海道の、空知郡上富良野町で生まれた伝説のホップ「ソラチエース」を使用したビールだ*。

ヒノキやレモングラスのような香りがフワッと広がり、これがスパイスカレーの味わいに抜群に合う。

*本商品では上富良野産ソラチエース一部使用です。アメリカ産を多く使用しています。

まったりタイムにも
飽きないおいしさ

毎日を忙しく過ごしていると、つい素材と向き合うことがないがしろになってしまったり、日々の食事の時間も慌ただしくなりがちだ。

そんなときこそ、自分の暮らしや生活にちゃんと実感と満足感が感じられる、ちょっと特別な「ビールとカレー」を味わう1日を作ってみてほしい。

「SORACHI 1984」なら、そんな “何気ない素敵な時間” を演出してくれるはずだ。

撮影協力:SOU FARM、People