【Google】横に長〜い「キーボード」の設計図を公開【Gboard 棒バージョン】
パソコンのキーボードって、慣れていないと打ちたい文字をすぐに見つけられない。文字を探すのに精一杯で、打ち終わるころにはヘトヘトになってしまう——。
そんな悩みの原因を「Google」が考えた結果、1つの結論に至ったらしい。どうやら、「上下左右の2方向に探す必要があるから、文字の見落としや重複がある」とのこと。
そこで「Google」が出した解決策は、「探す方向を1つにすればよい」というもの。そして、「Gboard 棒バージョン」が誕生した——。
画像提供:Google
これ、横に長〜いキーボード。文字を端から順に見ていけるから、探している文字を見つけやすいらしい。「Google」はこれまでキーボードの「キー」にこだわっていたが、今回は「ボー(棒)」に着目して開発したとのこと(笑)。
ちなみに配列はというと、一般的な「1次元QWERTY配列」のほかに「ABC順」や「いろは順」などもあるらしい。文字の探しやすさに合わせて選べるというわけだ。
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なお、同キーボードは一般販売はされていないものの、回路図やソフトウェアなどはオープンソースで公開されている。
2人横並びでタイピングを楽しめたり手の届かない場所にあるスイッチを押せたりなど、活用方法は見た目通り"幅広い"から、ぜひ作ってみてはいかが……?
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念のため、設計書はこちらから!
Reference: Gboard チームからの新しい日本語入力方法のご提案 2022
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