セックスの後、情緒不安定になるのはアナタだけではない。
セックスの後に悲しみや不安を感じたりしたことはあるだろうか?
これは「性交後憂鬱(PCD)」と呼ばれるもので、じつは多くの人が体感しているそうだ。少し古い内容にはなってしまうが、研究結果を引用しながらPCDについて紹介したい。
2015年に学術雑誌『The Journal of Sexual Medicine』に掲載された研究によれば、女性の被験者233人のうち、少なくとも46%がPCDを感じたことがあるそうだ。また、2019年の研究では男性も同じようにPCDを経験していることが分かった。
性別に関わらず、誰もが経験する可能性があるのがPCD。研究者は、愛のあるセックスだとしても、これを感じる可能性はあると説明している。
なぜPCDを感じるのかは正確には分かっていないそうだが、どうやらホルモンが関係していると仮説づけられているとのこと。
もしパートナーとのセックスの後に悲しみや不安などを感じていたとしても、それはあなただけではないようだ。
Reference: Postcoital Dysphoria: Prevalence and Psychological Correlates / National Library of Medicine, Postcoital Dysphoria: Prevalence and Correlates Among Males / National Library of Medicine
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