Netflixも好き!だけど、「U-NEXT」が好きな理由について語る。
2022年もあと少しで終わるな〜。そう思ったときに、ふとこの1年間で観たドラマが頭に浮かんだんです。
それは、『The Offer』、『Chernobyl』、『EUPHORIA』 。
この3つのドラマは、すべて「U-NEXT」で観たもの。今まで「Netflixしか勝たん!」と思ってた私が、今年一番心動かされたドラマを観れた動画配信プラットフォーム。
Netflixって、オリジナルドラマがおもしろいからもちろん解約はしてないし、アカウントは持ってるけど、最近テレビをつけて開くのは、もっぱらU-NEXTのほう。
なんで、U-NEXTばっか観てまうんやろう。ちょっと自分なりに分析してみたら、ある共通点を見つけたので、上の3つのドラマから自分的U-NEXTのおすすめポイントについて、ちょっと寄り道しながら語ります。
※PRではありません。
①『ゴッドファーザー』誕生の舞台裏
『The Offer』
名作中の名作『ゴッドファーザー』シリーズを手掛けた映画プロデューサーアルバート・S・ラディを主人公に、波瀾万丈の制作秘話を描いたドラマ。
このドラマの存在を知ったとき、私が大好きな映画の一つである『ゴッドファーザー』の制作秘話がドラマ化されるだけでもテンション爆上がりなのに、日本で観られることにも興奮が止まりませんでした。
どこで配信しているのか探してみたら、U-NEXTの文字が。しかも独占配信。もうこの時点で、U-NEX入りましたよね。
②世界中で絶賛と議論の嵐
『Chernobyl』
1986年4月に起きた「チェルノブイリ原子力発電所事故」。事故の事態を隠ぺいしようとする旧ソビエト連邦政府の対応や、事故がもたらした人々への影響、被害の拡大を少しでも抑えようと奔走した人々の苦闘を描いたドラマ。
自分が生まれる前に起こった悲惨な事故を描いたドラマに、涙流しました。
全5話で観やすいし、ドラマのクオリティがものすごいのでぜひお見逃しなく。てか、絶対観て。
制作会社は、
海外ドラマの帝王「HBO」
ちなみに「HBO」ってわかります?
超ざっくり簡単に説明すると、アメリカの有料ケーブルテレビ放送局で、1997年から制作し続けているオリジナルドラマがハイクオリティで超人気。
ハイクオリティなドラマを作ることが出来る理由の一つは、有料のテレビ局であること。基本的にスポンサーはいないので、スポンサーの顔色を伺う必要がなく、視聴者が本当に観たいものだけを作ることができる。無料放送ではできない、過激な描写なども可能に。
加えて、HBOのドラマは1シーズンあたり話数を減らすことで、1話あたりの製作費を上げているそう。だから、HBOのオリジナルドラマってめちゃめちゃおもしろいんですよね。
有名なドラマでいうと、『セックス・アンド・ザ・シティ』『ゲーム・オブ・スローンズ』など。先にご紹介した『Chernobyl』も、HBO制作のオリジナルドラマ。
そのHBOで配信されているドラマを、2021年4月からU-Nextが独占配信を開始。HBO作品が観たいなら、U-Nextに入れということですよ。HBOドラマファンからすると、そりゃ入りますよね。
③2022年エミー賞3部門受賞
『EUPHORIA』
ドラッグやセックス、バイオレンスなどに溺れるソーシャルメディア時代を生きる、Z世代のティーンエイジャーを描いたドラマ。
生きる難しさや葛藤、そのなかで幸せやアイデンティティを掴もうともがくストーリーは、Z世代の私にも刺さりまくり。観終ったあとの“あの感情”は、言葉に表したくても表せないくらいの衝撃。
加えて、過激なストーリーと、今っぽい曲・ファッション・映像のバランスがとても美しい。もう、このドラマのすべてが好き!
今話題の映画制作・配給会社
「A24」×「HBO」の最強タッグ
ちなみに、「A24」ってわかります?
超ざっくり簡単に説明すると、2012年に設立された映画制作・配給会社。若く才能あふれるクリエイターの発掘に力を入れていたり、TVやオフラインをほぼ使わないSNSを使ったプロモーション、独自のブランド展開をしたりなど、今っぽいちょっと尖った会社。
そんな今イケイケの「A24」が手がける作品で有名なのは、『ムーンライト』や『レディ・バード』など。
最近「A24」の存在を知って、過去に観た作品を振りかえってみると、「あれも、A24だったの!?センスある映画だと思ってた〜」と、結構好きな映画が多かった。ちなみに、私は毎月ZINEなどを送ってくれるサブスクにも入るくらい大ファンになりました。
そんな「A24」とあの「HBO」が共同制作した作品が『EUPHORIA』。しかも、製作総指揮は、私も大好きなラッパーのドレイク。もちろん、HBOが関わっているドラマなので、U-NEXT独占配信。
視聴者の私からしたら、最強タッグを組んでくれてありがとう。そして、U-NEXTで配信してくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。
3つのドラマに共通する“キーワード”
「独占配信」
これら3つのドラマに共通するキーワードは、「独占配信」。つまり、U-NEXTでしか観ることができない作品ということ。
Netflixでしか観られないオリジナルドラマのように、U-NEXTにはU-NEXTのドラマの世界があるんです。
だけど、U-NEXTは、年会費が高いことで有名ですよね。私もその印象が強かったけど、作品ラインナップ数は国内トップだし、すべての作品が見放題ではないものの、有料コンテンツは毎月もらえるポイントでも視聴が可能。
Netflixで映画やドラマを探すよりも、はるかに新しい世界に出会える扉が多いわけですよ。個人的には「HBO」のキーワードが大きいし。
……と、U-NEXTについて偉そうに熱く語っときながら、私は親が支払うU-NEXTアカウントで観させてもらってるヒモです。こんなに熱く語るなら、「自分で月額払いや〜」って誰かツッコんで。
「おやつなトピック」って?
Z世代のインターンから、この道うん十年のベテラン編集者まで、TABI LABO“ナカの人”がリレー形式で担当するコラムです。
「おやつなトピック」
甘いものに手を伸ばす代わりに
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