アルファベットの原型「原カナン文字」で書かれた「文章」が発見される!

紀元前1800年頃に発明されたと言われている、アルファベット

これは、現在のイスラエル付近を拠点にしていた、古代民族「カナン人」の文字「原カナン文字」が原型となっている。

そんな原カナン文字が記された遺物はあまり発見されていないのだが……この度、2017年に発掘された象牙の櫛から原カナン文字による文章が見つかった。

この象牙の櫛は紀元前1700年頃のものと予測されており、当時のカナン人が暮らしていた地域にはがいなかったことから、エジプト付近から輸入されたと考えられている。そして、今年になって櫛にシラミの痕跡があるかどうかを調査したところ、櫛の側面に文字が刻まれていることが明らかになったのだ。

ちなみに、その文章の内容は「私の髪と髭からシラミを取り除きたまえ」とのこと。ナニそれ?(笑)

思った以上に理解しやすい内容で、ちょっと驚いた人もいるのでは?

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