「ノドサウルス発見」のニュースがどれほど衝撃的なのか、について。

皮膚やコブをまとったままの恐竜(ノドサウルス)が発見されたというニュースに、目を疑ったのは私だけではないはず。でも興味がなければ、スクロールに消えてしまったトピックかもしれない。情報公開から2週間近くが経ったけれど、もっと注目されるべきだ…!と思ってしまった私は、あらためて何が奇跡的なのか、「The June issue of National Geographic magazine」をもとに、簡単に紹介していきたい。

これは歴史に残っていくに違いない、人類の快挙とも言える発見なのだ。

「そんな恐竜知らない」と言われ続けた
ノドサウルスに、130年ぶりの転機。

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まさにこのニュースの主人公になったのは、ノドサウルス。ティラノサウルスやプテラノドンと同じ白亜紀に生きていた、全長4〜6mの草食恐竜だ。2011年にカナダで発見され、6年の月日をかけて、岩石の中から化石を発掘し、合計約7,000時間の調査を行った末に、ロイヤル・ティレル古生物学博物館でようやく公開が決まった。

恐竜界にとっての人気者といえば、全長が10m以上あって、二足歩行をする肉食。映像にすれば絵になるし、どこからどう見ても格好良いのだから、仕方がないのだけど。

一方、ノドサウルスは、ほとんど同時期に命名されたトリケラトプスに注目を全て持って行かれ、今月までは検索してもロクに情報を得られなかった、脇役リストにも載りそこねるような存在。芸能界の大物カップルと婚約発表が丸かぶりしてしまったような彼らに、ようやく人気者になるチャンスが回ってきたのだ。

【人類史上初の快挙】
皮膚も装甲板も残ったままの発見

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皮膚の一部が見つかることや、化石や羽から恐竜の色を特定される研究はこれまでにもあったけれど、今回はほとんど全長。今までとは比べものにならないくらいで、専門家のJakob Vintherによれば、まるで数週間前まで生きていた、と言われても不思議じゃないくらいの保存状態なのだとか。

死亡してからすぐに海底に埋葬され、柔らかい細胞が腐敗する前に、海中のミネラルと入れ替わったことがこの状態に繋がった」と、古生物学者Caleb Brown。海竜ですらこんな姿で発見されていないのだから、本当にまれなのだ。

CTスキャンで内部の研究を試みたものの、体内の石の存在によって綺麗に撮影できず、詳しいことはまだわからないまま。けれど落胆することはない。今すぐにわからなくても、このノドサウルスは必ず、未だ解明されていなかった恐竜の謎を紐解くきっかけとなるだろうから。

Licensed material used with permission by National Geographic
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ヘビーユーザーとしては、ありがたい限りです。