温暖化による異常気象によって次々と発見される古代遺跡や古代碑!
近年の温暖化による異常気象の影響で、古代遺跡や古代碑など「歴史的遺物」が次々と発見されている。
5月の「ストームハンナ」によって、ウェールズ中西部のイニスラスとボルスの間では、4500年以上にわたって水と砂に埋もれていた「先史時代の森」が出現し、地元住人や考古学者を驚かせている。
そのほかにも、7月の激しい雷雨の影響により、ウェールズのPensarn Beachでは、150年前のアバーゲル海岸沖の難破船の残骸が見つかった。
さらに昨年の熱波によって、200もの古代遺跡が現れ、ウェールズの歴史を紐解くうえで非常に貴重な発見も......。
考古学者のポール・ベルフォード博士はある海外メディアに対して、「温暖化が進むことで、今後、より多くの歴史的発見がなされる可能性が高い」と発言している。
気候変動による異常気象は、皮肉にも我々も思わぬ“歴史的な副産物”をもたらしてくれているようだ。
Top image: © Matthew Horwood/Getty Images