深海に凛と咲く、一輪の花が…バクっ!

まだ見ぬ未知の生物がうじゃうじゃいる深海で、一輪の花を咲かす奇妙な生き物「ビーナスフライトラップアネモネ」がアメリカ領サモアで発見された。

“Flytrap”という名の通り食虫植物のような毒々しさがあり、手を伸ばすと食べられそうでちょっと怖い気がする。でも、フニャフニャ〜っと動く美しい花びらのような触覚とパンチのある姿が魅力的なのだ。

海の底に咲く
「不思議な生物」

海底からくるくると茎のように伸びて、先端は淡いピンクの花のよう。周りに何もない真っ暗な場所で静かに咲く姿は、なんとも言えない美しさがある。触れるとなんだかフワフワして気持ち良さそう。

実は以前から発見されてはいたのだけど、その姿が魅力的でNOAA海洋探査研究局によってじっくり撮影されたのだ。一見、害のなさそうな穏やかな生き物に見えるんだけど、実は周りを泳ぐ小魚を食べて生きてるらしい。

ひっそりと咲く様子が神秘的でキレイ。

お口をあーーーん。

「バクッ!」

油断してると食べられちゃうよ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。