韓国で「数え年」が廃止に。ほぼ全員若返ることが決定!?

韓国の国会は先日、伝統的な「数え年」方式を廃止し、満年齢に移行する法案を可決した。これにより、韓国の大半の国民は1歳2歳若くなるようだ。

韓国では、生まれた日を1歳とし、新年の1月1日になるごとに1歳ずつ増える「数え年」が日常生活で使われている。

一方、徴兵制飲酒・喫煙可能な年齢を計算するときには、生まれた時を0歳として、1月1日に1歳を加算していくことになっており、さらに医療法律関係の書類では、出生時を0歳とし、誕生日ごとに1歳を加える満年齢も使用されている。

このように複数の数え方が混在していると、さまざまなトラブルを招いてしまうこともある。最近では、新型コロナウイルスのワクチン接種の際に、こども用と大人用の区分を満年齢で決めるかどうかで混乱が生じていた。

数え年は国際的な基準と合致しないと疑問視する声もあり、韓国で9月に実施された政府関連の調査では、実際に回答者の約8割が廃止を望んでいたそう。

改正法は「年齢は満で計算する」と明記され、来年6月に施行される予定だ。

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