眉毛はプリントする時代。「L’Oréal」がスゴすぎるテクノロジーを発表

今月初頭に開催された「CES(Consumer Electronics Show)2023」にて、「ロレアル(L’Oréal)」が日々のアイブロウメイクに革命を起こす、とんでもないアイテムを発表した。

この「L’Oréal Magic Brow」さえあれば、プロが施したようなメイクを自宅で、しかも一瞬にしてつくることができる……のだとか。

内部には2400個の極小ノズルと解像度1200dpiの高性能プリンターが搭載されており、これをARを駆使した独自開発の顔認証技術と合わせることで、ユーザーの眉や顔の骨格に合った極上のアイブロウが提供される。

使い方は、以下の5ステップ。

1. 専用アプリ「Modiface brow reader」で顔をスキャン

2. 好みに合わせてアイブロウデザインを選択

3. 眉毛にブラシで専用プライマーを塗る

4. 眉毛に沿ってプリンターをスライドさせる

5. トップコートを塗って仕上げる

なお、メイクオフは市販のメイク落としで可能。

この魔法のような技術は、韓国のデバイスメーカー「Prinker」とのコラボによって実現されており、Prinkerが開発した「消せるタトゥープリンター」の技術をアイブロウに応用したものなんだそう。

眉毛は、顔や表情の印象を左右する重要なパーツのひとつ。だからこそ、これまであらゆる道具や方法を駆使し、時間をかけてきた人は少なくないはず。時代と共に進化するロレアルの新技術が、そんな日々に終止符を打ってくれるかもしれない──。

「L’Oréal Magic Brow」は2023年内に発売される予定。続報に期待だ。

 

Top image: © 日本ロレアル株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。