「テレワーク中のサボり」約90%のマネジメント層が「黙認」ってホント!?
キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を展開する「株式会社ライボ」が社会人の男女874人を対象におこなった「2023年 リモートマネジメント実態調査」。
これによれば、マネジメント層の9割弱が「サボりを黙認している」との実態が明らかに。
一体どうして?順を追って紹介していこう。
まず最初の質問は「リモートマネジメントについての課題の有無」。これに「ある」と答えたのが68%で、「ない」が32%。
ある派に具体的な課題を聞くと、「メンバーの業務進捗の把握」にはじまり「メンバーの理解度や成長度がわかりにくい」「忙しくてマネジメントの時間が取れない」が順に多かった。
続いて「出社とテレワークどちらがマネジメント課題を感じるか」では、テレワークが約69%で出社は約31%。
テレワーク派の難しさを感じる内容としては、「コミュニケーション」「業務の進捗管理」「業務量の管理」が上位3つであった。
そして最後に、マネジメントされる側の「テレワーク中に仕事をサボった経験の有無」と、「マネジメント層の対処方法」。
全体の約65%が「サボった経験がある」と回答し、その対応として「黙認している」と答えたマネジメント層は、なんと約87%(!)。
理由には、「リモートだと目が届きにくいので、業務の進捗やタスク量にはとても気を遣っている」「対面同様のコミュニケーションを取るのは不可能なので、どうしても関係が希薄になる」コミュニケーションが業務上必須になる事のみに偏ることがリモートのデメリット」などが挙げられた。
総括すると、テレワーク中のサボりを黙認しているのは、主にコミュニケーション不足によって業務管理が行き届かないため大目に見ている、ということになるよう。
公式サイトではより詳細な調査結果とともに、リモートマネジメントにまつわる具体的なポイントを紹介している。
ぜひチェックしてみて。
『2023年 リモートマネジメント実態調査 報告書』