感覚過敏を抱える人の暮らしを、「VR」がサポートする可能性

近年、存在感を増してきたVR(仮想現実)

ゲームやバーチャル旅行などに使われている事例はよく耳にするが、じつはセンサリーフレンドリー(感覚が繊細な人に優しくすること)の取り組みにも導入されようとしているらしい。

「Western Sydney University」は、感覚過敏の人たちが落ち着けるようにVRを活用。

彼ら・彼女らがリラックスできるような風景を提供することで、不安やストレスなどを和らげて心を落ち着かせるという。

ちなみに、センサリーフレンドリーの取り組みは徐々に増えてきている。

例えば、アメリカのピッツバーグ国際空港には「Presley’s Place」というセンサリールームがある。また、サンフランシスコ・バレエ団は感覚過敏を抱える人に向けた『くるみ割り人形』の公演を開催した。

誰もが生きやすい世の中へと、変わってきているのだろう。

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