エコに大変身した「ThinkPad」は、梱包もスゴい!
レノボが「ThinkPadシリーズ」の最新ラインアップ15モデルを発表。
オンライン会議に不可欠なWebカメラの高画質化、ワイヤレスWANなど最新機能の搭載や中身の大きなアップデートに注目が集まっている本製品だが、同時に今回からすべての製品で、プラスチックフリーの「パッケージ」を標準採用することも発表された。
もちろん、筐体の中でも再生由来素材の採用を大幅に拡大しており、ACアダプターやバッテリーなどのパーツにも再生プラスチックが使用されているとのこと。
パソコンなどの精密機械となると、耐久性の問題から再生プラスチックの使用が難しいというが、同社が採用する特殊な再生プラスチック「SORPLAS」は、95%以上の再生材使用率を実現しながら高い耐久性を確保することに成功している。
また、同社は2025年までの目標として、「電力の90%を再生可能エネルギーから調達すること」「サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量を100万トン削減すること」「PCプラスチックパッケージにおけるリサイクル素材を割合を90%以上にすること」の3つを掲げている。
導入もなかなか難しいであろう精密機器業界のサステナビリティ。各社足並みを揃えて、クリーンでよりパワフルな技術開発を進めてほしい。
Top image: © レノボ・ジャパン合同会社