ドイツには、ドナー登録者の証となる「タトゥー」があるらしい

タトゥーを入れると、命を救えるかもしれない——。

ドイツで、「#OPTINK」というキャンペーンがスタート。臓器移植のドナーとして登録すると、その証として無料でタトゥーを彫ってもらえるらしい。

タトゥーは半円を並べたようなデザインで、「生命の贈り物」を象徴しているとのこと。「Get inked. Give life.」をモットーに展開されており、これまでに100人以上がドナー登録をしたという。

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このキャンペーンがローンチされた背景には、ドイツの臓器提供率の低さがあるらしい。毎年約1万人のドイツ人が臓器移植を必要としているが、ドナー不足により毎日3人が亡くなっているんだそう。

ただ、臓器提供に前向きな人は多く、ドイツ人の84%はドナー登録をする意思があるとのこと。しかし、ドイツでは生前に臓器提供の意思表示をしないとドナーにはなれない現状がある。

そこで、タトゥーの同意書を臓器提供の同意書にするアイディアが生まれ、今回のキャンペーン誕生に至ったんだとか。

流石に、タトゥーを入れて臓器提供の意思表示をする仕組みは、日本では実現は難しそう。

もし日本が同様のキャンペーンを行うとしたら……タトゥーの代わりに、何になるのだろうか——。

Top image: © iStock.com/da-kuk
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