「MVRDV」による、ドイツでの円形都市計画「Innovation Park Artificial Intelligence」

アメリカのシリコンバレーや中国の深圳に匹敵するかもしれない都市が、ドイツのハイルブロンに誕生しようとしているらしい。

建築事務所の「MVRDV」が発表したのは、「Innovation Park Artificial Intelligence」という円形の都市。AI関連のビジネスや研究などの拠点になる予定なんだそう。

キャンパス内には、研究施設やスタートアップ向けのイノベーションセンターなどに加えて、住宅やレストラン、幼稚園などもあるとのこと。

働く場所としてはもちろん、暮らす場所としても魅力がありそうだ。

また、キャンパスの外には、陸上トラックやスケートパークなどもあるらしい。さまざまなアクティビティスポットを組み込むことで、エネルギッシュなキャンパスにするのが狙いなんだとか。

しかも、このキャンパスはサステナブルなデザインなんだそう。風力発電や太陽光発電を採用したり、キャンパスの稼働に必要なエネルギーを最小限に抑えたりしており、100％のカーボンニュートラルを達成できる予定らしい。

人にも地球にもやさしい都市。こういう場所でこそ、イノベーションは生まれるのかもしれない——。