都会暮らしに疲れた?ここが、あなたのための「オアシス」です

3Dモザイクアートのように格子状の骨組みで囲まれた壁面、そしてそこからのぞく植物の緑。

木々に囲まれながらも、モダンな佇まいに思わず目を奪われる……そんなアパートメントが、パリの郊外に登場するらしい。

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デザインを手掛けたのは、世界的建築スタジオ「MVRDV」。

ジブリに出てきそうな高層ビルから、完全スケルトンのキッチンまで、圧倒的ビジュアルと遊び心で人々を魅了してきた彼らが、今度は“都会のオアシス”を生み出そうとしている。

現在レオン・ブラム・エコ地区に建設されているのは、「La Serre」と名付けられた18階建ての高層住宅。フランス語で「温室」を意味するその名の通り、全体で約150種もの植物が植えられた緑との共存が叶う都市空間だ。

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建物内の植物の70%は栽培によらず、自然に育ったもの。太陽や風からの影響を考慮して選ばれた植物たちが、景観全体に強い生命力を与えている。

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そして、緑の豊かさと共に気になるのが、この奇妙な間取り。実はこの構造には、暮らしの「快適性」を担保するヒミツが。

いわく、タイプの異なる部屋をパズルのように配置することで、どこからでも野外の新鮮な空気を味わえるように作られているのだそう。またこれによって、マンション内にある190戸全ての部屋に専用のバルコニーやテラスが設置できるという。

各部屋に設けれられた屋外スペースが、La Serreのユニークな景観を生み出していたわけだ。

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「活気に満ちた外観を持つLa Serreは、地域の生物多様性を高めるだけでなく、住民間や都市とのつながりを生み出し、社会の持続可能性も促進できる。」設計に込めた思いをMVRDVが語る。

壁面を取り囲む階段スペースや屋上の共有庭園は、行き交う住民の交流の場にもなりそう。

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もしここに住んだら……と想像するだけでワクワクしてこない?

都市生活に新たなインスピレーションを与えてくれそうなLa Serre、その完成を楽しみに待とう。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。