震災時には慌てずに「トイレ問題」のお助けグッズ
もし地震などによる災害が起きたとき、深刻な問題の一つになるのがトイレのコト。
トイレが使えない期間でも排泄はしなければならないし、それを避けようと水分摂取を怠ると脱水症状やエコノミークラス症候群になってしまう恐れも。
仮に復旧したとしても、「自宅のトイレはいつから使っていいの?」そんな悩みも付きまとってくる。
とくに賃貸住まいの方からすると、トイレを使うタイミングを誤って漏水なんてことになれば……ご近所トラブルに発展してしまう恐れもある。
そんな不安を解消してくれるのが、こちらの防災対策用品「通る君」だ。
©ジェーディーエルエンジニアリング株式会社
このプロダクトが一体なんなのかというと、超簡単に説明すると「排水管に破損などがないか調べ、トイレが使えるか自己判断できるツール」である。
マンション上階から、地上にある汚染枡(トイレやキッチンからの排水をスムーズに流すために固形物をためておく枡)に水が流れてくるまでの時間を計測すれば、排水管の状態をある程度判断できる。
その原理を元に「通る君」を排水管に投入し、汚染枡に流れてくるまでにどれくらいの時間がかかるのかを計測。商品に定められた規定時間以内に「通る君」がでてくれば、トイレを使っても大丈夫という合図になるというわけだ。
こうすれば万が一の場合に業者を呼ばなくても、トイレ使用の可否を判断でき、費用や時間の削減はもちろん、衛生面でも、二次被害抑制の面でも大いに役に立つ。
価格も1500円(税別)と手頃で場所も取らないため、震災の備えとして持っていてもいいかも。なお、発売は本日6月1日となっている。
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