ピカピカトイレにするための「トイレ掃除の仕方」
毎日使う場所だからこそ、汚れやすいトイレ。しかし、トイレには便器や換気扇など、様々な設備がついているだけに、掃除も一筋縄ではいきません。意外と知られていないトイレ掃除の仕方について、場所ごとに解説します。
トイレの便座とタンクの掃除の仕方
トイレの便座やタンク部分は特に汚れやすい部分です。できれば、毎日1回でもこまめに掃除をしておくと、汚れをため込まずにいつでも綺麗なトイレを保つことができます。
まず、比較的汚れが少ない場合の掃除方法はトイレ用のブラシとぞうきんを使って行います。便座の中はトイレ用ブラシで。フチの裏まで掃除をしてあげると輪ジミや縦ジミを防ぐことができます。次にぞうきんを使った掃除。水が飛び散りやすいふたの部分や便座の裏部分を中心にふいていきます。
汚れがひどい場合は、トイレ用中性洗剤を使った掃除方法が有効です。ブラシやぞうきんにつけて、しっかりと便器を磨きましょう。タンク部分もほこりなどで汚れが目立ってしまうことがあります。ほこり汚れにもトイレ用中性洗剤がおすすめ。ぞうきんに洗剤をつけて擦りましょう。洗剤で洗った後は、清潔な布で水ふきするのを忘れずに。
ウォシュレットの上手な洗い方とは
ウォシュレットが一般的に普及して、家庭でウォシュレット付きのトイレを利用している方も少なくないと思います。しかし、困るのはお手入れの方法。おしりを洗浄するノズルなどは特に汚れやすい部分なので、月に1回くらいは掃除したいものです。
まず、ノズルの掃除の仕方ですが、ノズルお掃除機能がついているものであれば、電源を入れてノズルを出します。便器などを掃除する要領で布を使ってふいたり、トイレ用中性洗剤を使って汚れを落としましょう。ノズルは細長いので、不要な歯ブラシなどがあると便利です。また、操作部分についても、布やトイレ用中性洗剤で軽くふくと汚れが落ちやすくなります。また、可能であれば、年に1回はウォシュレットを取り外して、隙間の汚れを落とすとなお良いでしょう。ウォシュレットは商品によって操作方法が異なるので、取扱説明書があると便利です。
トイレの壁・床・天井の
お掃除も忘れずに
見落としがちな壁や天井のお手入れは、床のお手入れと一緒に行ってしまいましょう。なかなか臭いが取れない場合は、壁などに小便が飛び散って臭いを発していることもあるからです。少なくとも週1回くらいは掃除をすると良いでしょう。
まずは、基本的に掃除は上から下。天井、壁、床の順に行います。ノズル式のモップがあるとお掃除が楽です。基本的には水ふきで、汚れが気になる部分には中性洗剤を使います。床がタイル式の場合で、黒ずんでしまった場合は、歯磨き粉で擦るときれいに落とすことができます。水ふきで掃除をしても臭いが落ちない場合は、アルコールを吹きかけて殺菌・消毒を行いましょう。
換気扇など見落としがちな
お掃除のポイント
換気扇やドアノブなど、見落としがちなパーツも定期的にお掃除することをおすすめします。特に、換気扇フィルターはしっかり掃除をしないと汚れが溜まって、働きが悪くなってしまいます。月に1回はフィルターを外して、新しものに替え、汚れている部分については水洗いでしっかりと落としましょう。フィルターを掃除するだけでも、空気が変わるはず。他にも、ドアノブなどは意外と見落としがちな部分です。一見綺麗に見えても、毎日触る部分なので、しっかりと汚れがついています。可能であれば1日1回は布なので水ふきするようにしましょう。アルコールを吹きかけると、殺菌もできるのでさらに安心です。
効率の良いトイレ掃除の仕方とは
何事もそうですが、特に毎日使用するトイレは掃除をしないとどんどん汚れが溜まってしまいます。汚れがたまりにたまってしまうと、今後は落とすのに一苦労。はじめは簡単に落とすことのできる汚れでも、時間がたってしまうと頑固な汚れになってしまうのです。掃除に苦労しないためには、やはりこまめに掃除をすることが一番の近道。水ふきで良いので、特に汚れやすい便器やタンク部分については1日1回掃除するようにしましょう。床やウォシュレットの掃除などは2週間から1ヶ月でも良いので、こまめに掃除をすることで効率よくお掃除することができます。
トイレ掃除はこまめに行うのが基本、面倒な時は1日3分でも良いので便器掃除を行いましょう。さらに、トイレを綺麗にしておくと風水面でも良く、金運がアップすると言われています。トイレ掃除を歯磨きをする時間のように習慣にすると、面倒だと感じなくなるのではないでしょうか。