老舗製紙加工会社が原宿にコーヒーショップをOPEN。そのワケは?

意外や意外(?)、創業50年以上の老舗紙加工会社「三洋紙業株式会社」が手がけたカフェ「PAP.COFFEE(パップコーヒー)」が東京・原宿にオープンする。

気になるその経緯は、タイ北部の山奥のアラビカコーヒーを生産するメ―チャンタイ村を訪問したことがきっかけ。同社が拠点を持つ東南アジアのなかでもっともインフラ整備に遅れ、貧困人口が多いとされる村の状況を目の当たりにし、何か役に立てないか……と事業の構想をスタート。

ちょうど村の自立支援をおこなう日本のNPO団体がタイ国内外でのメ―チャンタイ村コーヒー豆のブランド力向上を模索していると知り、コラボレーションすることが決まった。

©三洋紙業株式会社

ペーパーレスが推奨される現代だが、紙自体は大きな可能性を秘めた循環型素材。

その魅力を伝えるべく、店内には紙を原材料とした椅子やテーブルなどの家具が設置。袋やカードなど日常的なアイテムもできるだけ紙で制作し、カフェという空間を生かした新しい紙のあり方を提案していくという。

©三洋紙業株式会社

メニューはフェアトレードのシングルオリジンアラビカコーヒーを中心としたドリンクにくわえ、かき氷ブームの火付け役ともいわれる渋谷の名店「セバスチャン」の川又浩氏監修のかき氷や季節のスイーツも!

©三洋紙業株式会社

オープン日は9月18日(月・祝)。

近くを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみて。

『PAP.COFFEE』

【住所:】東京都渋谷区神宮前1-10-6 セリジェ神宮前102
【Instagram】 @pap.coffee

Top image: © 三洋紙業株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。