「コーヒーかす」からできたブーツ
いよいよ、夏本番。
キャンプに野外フェス、登山、ピクニック……依然新型コロナウイルスの影響は大きいけれど、アウトドアのウィッシュリストは増えるばかり。
一方で、広がるアウトドアブームの中で素晴らしい新商品も続々登場。ということで、いまのうちにアイテムを充実させて、きたるアウトドアライフを万全にしよう!
そこで紹介したいのが、きっと役立つこちらのアイテム。
この「XpreSole Panto」というブーツ、軽くて履き心地抜群、防水で汚れにも強いというスグレモノだが、これにも増して驚くのが、コーヒーかすからできているという点。
使用後のコーヒーかすをアップサイクルし、レザー風素材へと仕上げてこれを転用。さらにはライニングもコーヒー製で、インナーは100%リサイクルプラスチックという徹底したサステナ意識も素敵。
一足を作ることで、およそ15杯分のコーヒーかすをアップサイクルでき、メタンガスやCO2、カーボンフットプリントも最小に抑えられているとのこと。それでいて、ブーツとしてとっても優秀だから文句ナシ。
ちなみに撥水性はすさまじく、テスト結果では水の中で10万歩歩いても、靴下が濡れなかったんだそう。さらに汚れにも強い上、なんと洗濯機で洗えるらしい!
重さわずか230グラムは、従来の一般的なブーツの1/3ほど。水にも浮く軽さ!グリップ力も高くて濡れた床でもへっちゃら。フレキシブルで足にフィットし、通気性も良いのでムレることもない。
これだけ優秀だから、トレッキングでもフェスでもアウトドアはおまかせだけど、もちろん雨の日や普段使いでも重宝すること、間違いなし。
日常にも溶け込むカジュアルなデザインだから、普段着に合わせても浮かないのが嬉しいところ。ジーンズにスラックス、ショーツもレギンスもなんでもOK。シックなブラックをチョイスすれば、ビジネスシーンにも対応できそう!
世界中から支持され、すでに「レッドドットデザイン賞」をはじめ数々のアワードも受賞している。ゆえに、「Kickstarter」で実施したプロジェクトも圧倒的人気でプレッジ終了。
ところでこの製品、メーカー「Ccilu(CHEE-Loo)」はグローバルに活動するフットウェアブランドながら、原点はここ日本! 21年末までに初のカーボンニュートラルシューズを生み出すことを目標に、サステイナブルでエシカルなモノづくりを心がけているそうだ。
新型コロナ収束後のアウトドアライフに期待が高まる一品だ。日本での発売を楽しみに待ちたい。最新情報が欲しい人は、公式サイトへ!