「コーヒーかす」を再利用。あのカフェの「石鹸」が欲しい!

くつろぎのひと時を与えてくれる、おいしいコーヒー。

だが、そのコーヒーからも「コーヒーかす」という名の廃棄物が排出されている。

その量、1杯につき15g〜20g程度(大さじ1杯ほど)。お茶とは違い抽出が1度しかできないため、1年で換算すると数トンに及ぶほどだという。

このコーヒーかすを再利用したのが、コーヒーショップ「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」「コーヒー石鹸」だ。

©ONIBUS COFFEE

ONIBUS COFFEEでは、これまでにも「コーヒーソイル(培養土)」の販売など、資源の循環を意識したプロジェクトを手掛けており、今回のコーヒー石鹸もその一環。

コーヒーかすの石鹸やキャンドルを製造・販売し、売り上げの一部をコーヒー豆の生産者に還元する活動をおこなう「COFFEE FREAK PRODUCTS」 とのコラボレーションで誕生した。

自然由来の成分がたっぷりの素地に「ONIBUS COFFEE 八雲店」でエスプレッソ抽出した際に出た極細挽きの「コーヒーグランズ(コーヒーカス)」が混ぜ込まれており、全身に安心して使用できるうえ、嬉しいスクラブ効果もあるという。

一つひとつが石鹸工房の職人による手作りだ。

泡男のキャラクターが特徴の愛嬌あるパッケージは、プロダクトデザインやアートワークを手がける「ALNICO DESIGN INC.」平塚大輔氏によるもの。

気になる方は、公式オンラインショップをチェック!

なお、売り上げの一部は、コーヒー豆の生産者やその支援団体に寄付される仕組みとなっている。

Top image: © ONIBUS COFFEE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。