いま、メルボルンでもっとも「本気」なカフェ

「メルボルンのカフェ文化は一見に如かず」。

まわりのコーヒー好きから、何度もこう聞かされていながら、横目でチラ見程度だった私。でもついに自分の目で(そして舌で)確かめに行ってきました、オーストラリアはメルボルンへ。

“脱帽もの”のカフェカルチャー

感想としては、「いやはや、本当にすごい!」のひと言。どのショップにも、それぞれの個性と優しさ、そして想いがありました。今回は、私が行ったメルボルンのおすすめカフェ(脱帽もの)をご紹介。全部を挙げたいのはやまやまですが、キリがないので厳選してお届けします。

ちなみに、私がびっくりさせられたメルボルンに根付く独自のカフェ文化については、こちらの記事で詳しく。

01.
カフェ巡り、まずはここから
「SEVEN SEEDS」

©2018 Ryoko Iwata
©2018 Ryoko Iwata

SEVEN SEEDS」はメルボルンのカフェ文化を牽引する代表的なカフェ。
お店を知らないと通り過ぎてしまうような主張ゼロの外観ですが、そのドアを開けるとパッと賑やかなカフェの世界が広がります(そこがまたカッコイイ)。

©2018 Ryoko Iwata

コーヒーをオーダーすると、その豆の「プロフィールカード」を渡されます。
どんな味なのか、どこの国のどの農家がつくったのか、彼らの人となりまで記されているんです。

数分で飲んでしまうコーヒーかもしれませんが、このカップに注がれるまでにどんな道を歩んできたのだろう、と想いを馳せながら飲むことができるのは、食を知る上で大事なことだと思いました。

「SEVEN SEEDS」
住所:114 Berkeley Street, Carlton VIC 3053
TEL:+61 3 9347 8664
営業時間:7:00〜17:00(日 8:00〜17:00)
定休日:なし

02.
愛するメルボルンのために淹れ続ける
「MARKET LANE COFFEE」

©2018 Ryoko Iwata
©2018 Ryoko Iwata

メルボルン市内に5軒展開する「Market Lane Coffee」。このお店のスローガン「We love to make coffee for the city that loves to drink it(私たちはコーヒーが大好きな街のためにコーヒーを提供しています)」に胸を撃ち抜かれた私。そんな人たちが淹れてくれるコーヒーは、本当に愛のこもった優しい味。

コーヒー豆の種類も豊富で、日本に帰っても飲みたくてついつい何袋も買ってしまいました。

「MARKET LANE COFFEE (PRAHRAN MARKET)」
住所:163 Commercial Rd, South Yarra VIC 3141

TEL:+61 0 3 9804 7434
営業時間:月 7:00〜15:00 / 火 7:00〜17:00 / 水 7:00〜16:00 / 木〜土 7:00 〜17:00 / 日 8:00〜17:00

定休日:なし

03.
朝イチのクイックチャージに
「Patricia Coffee Brewers」

©2018 Ryoko Iwata
©2018 Ryoko Iwata

ものすごく攻めてると思いません?この店構え。「Patricia Coffee Brewers」という店名の看板すら出していません。しかもこれ、路地裏。それでも行列ができていました。

入るのに若干緊張しましたが、そんなのすぐに吹っ飛ぶほど、ものすごく優しいサービスです。「観光で来たの? 何が飲みたい気分?」と聞いてくれて、おすすめを出してくれました。メルボルンでは珍しくカウンターのみのカフェなので、出勤前やお昼時にさっとコーヒーを飲む人で賑わっています。

「Patricia Coffee Brewers」
住所:Little Bourke & Little William St. Melbourne, VIC, 3000
営業時間:7:00〜16:00
定休日:土日

04.
陽のあたる店内で遅めの朝食
「AU79」

©2018 Ryoko Iwata

お店に入った途端、自然がいっぱいの景色が広がる「AU79」。コーヒーはもちろん、ここでは朝ごはんやブランチいただきながら、ゆっくり時間を過ごすのにぴったりです。

ちなみに同店では、日本人の平山峰一さんがヘッドロースターとして豆を焙煎しています。平山さんとお話させていただくことができたのですが、コーヒーの個性にひたむきに向き合う彼の情熱といつまでも上を向いておごらない態度に、こっそり涙するほど感銘を受けました(平山さんには内緒ですが)。

「AU79」
住所:27/29 Nicholson St, Abbotsford VIC 3067
TEL:+61 3 9429 0138
営業時間:平日 7:00〜16:00 土日 8:00〜16:00
定休日:なし

05.
ランチ&食後の一杯はココに決まり
「KETTLE BLACK」

©2018 Ryoko Iwata
©2018 Ryoko Iwata

メルボルン市内を少し南へ行くとある「Kettle Black」。倉庫を改造したテイストのカフェが多いなか、ここはハイソなヨーロッパ調の建物。白を基調としたインテリアです。

飲み物中心の「カフェ」というよりは、きっちりとした「レストラン」。パンケーキなどのブランチ系から、ヘルシー志向のしっかりとしたランチまで、メニューも豊富なので、ここでランチをしてからコーヒーでひと息、そんな使い方がいいかもしれません。

「KETTLE BLACK」
住所:50 Albert Rd, South Melbourne VIC 3205
TEL:+61 3 9088 0721
営業時間:平日 7:00〜16:00 土日 8:00〜16:00
定休日:なし

06.
メルボルンコーヒーの本気を感じる
「AUNTY PEG'S」

©2018 Ryoko Iwata
©2018 Ryoko Iwata

ここ「Aunty Peg's」はバーカウンターに座って、バリスタとお話しながら豆や淹れ方を決めながら飲んでいくスタイル。そして他のカフェとまったく違うのは、ブラックのコーヒーしか出していないこと。尖ってますよね〜!その姿勢、大好き。

ただ飲むだけのコーヒーではなく、コーヒー豆の味を生かした飲み方をバリスタがしっかり教えてくれて、しかも目の前でつくってくれるので、コーヒーのことをもっと詳しく知りたい人にはぜひ足を運んでもらいたいスポットです。

「Aunty Peg's」
住所:200 Wellington St, Collingwood VIC 3066
TEL:+61 3 9417 1333
営業時間:9:00〜17:00
定休日:なし

07.
オシャレすぎる異空間
「ACOFFEE」

©2018 Ryoko Iwata

一瞬、セレクトものしか扱っていないアパレルショップかと思ってしまったほど、圧倒的にオシャレな空間「ACOFFEE」。

食器、コーヒーのパッケージ、小物の配置、植物、すべてが全部突き抜けていて、カフェのデザインプロデュースもここまで来たかー!と、言い過ぎではなく本当に衝撃を受けました。

私は、2種類の違う豆をフィルターでいただきましたが、飲みはじめの熱い時と冷めた時で味が変わることに感心。そこまでしっかりと計算されているんですね。

「ACOFFEE」
住所:30 Sackville St, Collingwood VIC 3066
TEL:+61 3 9042 8746
営業時間:月土 8:00〜16:00 / 火〜金 7:00〜16:00
定休日:日曜

心底コーヒーが好きな人たちに向けて、最高の一杯を提供する。それがメルボルンという街。つねに進化し、飽きさせない工夫と情熱を感じました。コーヒーラバーを自負するならば、一度は、メルボルンの“本気コーヒー”をぜひ味わってみて。

Top photo: © 2018 Ryoko Iwata

関連する記事

メルボルンがカフェの街といわれるのは、コーヒーの質が高いということではなく、お店全体に広がる「おもてなし」の気持ちと、コーヒーにたっぷり注がれている愛情の...
11月4日に大阪中崎町にオープンするコーヒースタンド「PATHFINDER XNOBU(パスファインダー・タイムスノブ)」。ラテアート世界チャンピオン・下...
誰にでも、お気に入りのカフェのひとつはあるはずだ。おいしいコーヒーはもちろん、BGMのセンスが良かったり、そこでしか味わえない料理があったり、いつ訪れても...
オシャレなカフェが立ち並ぶ街、台北。でも、実際どこに行けばいいのかわからないもの。今日は最近、台北で人気の“ドライフラワーカフェ”をご紹介。ガイドブックと...
「リーボック」が今月8日(月)の「国際女性デー」にあわせ、女性の多様な個性を称える「It’s A Man’s World」2021コレクションを順次発売。
オーストラリアのメルボルン市議会は、市内にある図書館で新たなサービスを展開するため、常勤のソーシャルワーカーを雇用した。このサービスは、ホームレスといった...
「ハロー ミレニアルズ」#11 - Melbourne

人気の記事

2021年3月16日(火)に開業する「フォションホテル京都」に、フォションブランドとして世界初出店のスパ「Le Spa Fauchon/ル スパ フォショ...
国際送金サービスをおこなう企業「Remitly」が、“海外でもっとも住みたいと思われている国はどこなのか”をグローバル検索データを利用して調査。それぞれの...
埼玉県、名栗エリアの北欧文化を体験できる施設「Nolla naguri(ノーラ名栗)」が、グランピングエリア開業にともない2021年4月29日(木)にグラ...
「国際宇宙ステーション(ISS)」に滞在した山崎直子氏の経験を聞けるだけでも貴重な体験だが、今回はほかにもさまざまな特別プログラムが用意されているようだ。
「PLAYGROUND」が既存のユーズドスニーカーにカスタムを加え、ここにしかないカスタムスニーカーを販売する「UPCYCLING」ラインをスタート。
米国にできた最新の「7-Eleven Evolution」で夢のような宿泊プランが企画中。快適なラウンジシートや「プレイステーション 5」が用意されている...
米・ニューヨーク市の「ハドソン・リバー・パーク」と「ジャビッツ・センター」が増設されることが分かった。