ついに「TikTok」でECショップがスタート!新ハッシュタグやアフィリエイトも
今や誰もが一度は利用したことがあるであろう、ECサイトを通したネットショッピング。
SNSを導線の入り口とした方法も例外ではなく、Instagramでは2017年から「shop now」と呼ばれるショッピング機能を導入し、テスト運用の後に翌2018年には日本でも実装されている。
そして今年、同じくSNS大手の「TikTok」がついに、コンテンツ内に統合されたECソリューションとして「TikTok Shop」を立ち上げた。
ユーザーは、アプリ内の検索バーやプロフィールに追加された「ショップタブ」から新たな商品やサービスを発見し、他のサイトを経由せずに商品の詳細の確認・購入・決済までの手続きを完結させることができる。
「TikTok Shop」はアフィリエイトプログラムも含まれているそうで、5000人以上のフォロワーを持つ18歳以上のクリエイターを対象としている。
「発見を購入に変える」というキャッチコピーに加え、#TikTokMadeMeBuyIt というハッシュタグも公開。
「オンラインショッピングビジネスに大きな変革をもたらす」との宣言どおり、クリエイターやインフルエンサーを巻き込んだ大きなムーヴメントが起こりそうだ。
まずはアメリカでローンチされ、日本への上陸も期待される。
ついにEC市場に参入したTikTokだが、このアプリは世界各国で個人情報流出などの危険性が囁かれている現状も忘れてはいけない。
「TikTok Shop」のローンチによって世界の動向はどのように変化していくのか、注視していく必要がありそうだ。
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