新宿・歌舞伎町「王城ビル」で開催中。Chim↑Pomによる展覧会「ナラッキー」、人気につき会期延長!

歌舞伎町弁財天に隣接する「王城ビル」は、1964年に竣工し、名曲喫茶やキャバレー、カラオケ店、居酒屋と業態を変えながら2020年3月まで営業を続けてきた歌舞伎町で古参のビル。

2022年からはパーティーやアートフェアなどのイベントが試験的に開催されてきたが、さらに街と人をつなぐ交歓・交流の場やアートのハブになるよう検討・提案していくため、任意団体「歌舞伎町アートセンター構想委員会」がローンチ。

それに伴う第1弾イベントとして、歌舞伎町や同ビルと縁の深い「Chim↑Pom from Smappa!Group」によるプロジェクト型展覧会『ナラッキー』が開催中だ。

©Smappa!Group

ナラッキーは「地獄」や「物事のどん底」「行き止まり」などを意味する「奈落」から着想を得たタイトル。

火災のため約30年間閉ざされてきた4フロア分の吹き抜け空間に、インスタレーションによってその“奈落”を設置。そこをサーチライトを載せたセリがゆっくりと上下したり、歌舞伎役者・尾上右近の自主公演『研の會』の最中に奈落で録音された音が流れるなどの演出がほどこされる。

また、奈落からつながる5階の屋上ではサーチライトが空を照らす様子を見ることができ、ほかにも2階では今年3回目を迎える「歌舞伎超祭」とのコラボレーションによる映像や、地下1階ではドクターフィッシュの養殖、1階ではミュージアムカフェのような「にんげんレストラン」、4階ではカラオケ居酒屋だった頃の王城を参照したパーティールーム「神曲──La Divina Commedia」など、全館にわたって多様な作品が繰り広げられる。

本来は10月1日(日)までの予定だったが、人気殺到で10月15日(日)まで延期が決定。

この機会を逃さないで!

『ナラッキー Chim↑Pom from Smappa!Group』

【会期】2023年10月15日(日)まで
【開館時間】15:00~21:00(最終入館は20:30)※1Fレストラン・ショップは22:00 まで/イベントによって時間変更予定
【休館日】毎週火曜日
【会場】王城ビル(歌舞伎町1−13−2)
【料金】2,000 円(併設されるレストラン・ショップは入場無料)※学生は学生証提示で1,500円/障がい者の方は手帳提示で1,500円(付き添い1名まで。館内のバリアフリー未対応のためご留意ください)/新宿区民の方は入館時証明書提示で100円引/小学生以下無料・キッズルーム完備
【オンラインサイト】https://www.hellonaraku.com/

 

Top image: © Smappa!Group
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。