老舗せんべい店のアップサイクル。「欠けたおかき」がスプーンに!

創業100周年を数えるおかき専門店「株式会社中央軒煎餅」が、おかきをアップサイクルして食べるスプーンを開発。

同社は次の100年に向けて、おかきで未来を創るプロジェクト「サステナブル“おかき”アクション」を展開している。その取り組みのひとつとして、製造⼯程で⽋けてしまった醤油味のおかきをアップサイクルして作る「みらいスプーン」を完成させた。

©株式会社 中央軒煎餅

“⽋け”の発生で通常商品として販売できない部分となるおかきの量は、年間でおよそ20トンにもなるそうだ。普段は養豚の餌としてダウンサイクルしていたこの⽋けおかきをアップサイクルに転換。

誕生したおかき⾵味の⾷べられるスプーンは、幅広いシーンでサイステイナブルなスプーンの代⽤品になるだけでなく、ミルクアイスや酸味ひかえめのヨーグルトに使うと一緒に食べることもできて、⽢じょっぱい味わいなどが愉しめるようだ。

©株式会社 中央軒煎餅

年末年始に向けたパーティシーズンに、ちょっと視点の新しいエコなアイテムとしても活躍もできそうな「みらいスプーン」。

同アイテムは今後食品メーカーとのコラボレーション、共同販売を計画しており、その情報も含めて「中央軒煎餅」による“おかき屋のアップデート”の様子が、「100周年記念サイト」からチェックできる。そちらも、ぜひ確認してもらえたら。

Top image: © 株式会社 中央軒煎餅
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