サブスクから新たな価値を生み出すアップサイクルブランド「reADdress」始動

デザイナーブランドのなかから自由に選んでレンタルできる百貨店業界初のファッションサブスクサービス 「アナザーアドレス」が、来月からの新展開を発表した。

今年9月から継続していたリニューアルの集大成として、サーキュラープロジェクトの一環であるブランド「reADdress(リアドレス)」を2023年12月1日(金)から立ち上げる。

同ブランドは、レンタルが難しくなった「衣類」を始めとするアイテムやグループ会社「パルコ」で処分するはずだったハンドルバーなどの設備備品などに新たな価値を施し、アップサイクルした製品を継続的に開発していくそう。

100年以上の歴史を誇る黒染めの先駆者「株式会社京都紋付」やアナザーアドレスで取引のあるデザイナーとの協業により、新たな価値として黒染めやパッチワーク、再構築を施し、この世にひとつしかない商品を創り出していく予定だ。

「株式会社京都紋付」との[深黒染め]を施したアップサイクル商品例 ©株式会社 大丸松坂屋百貨店

ブランド名に込められてるのは、「レンタルが難しくなってしまった衣類等を生まれ変わらせることで寿命をのばし、もう一度楽しんでいただきたい」という想い。

この新ブランドの展開により、持続可能な社会の実現に向けてのサーキュラーなファッションサブスク/ファッション・アートの循環型ビジネスモデル構築を目指していく。

期待せずにはいられない。

©株式会社 大丸松坂屋百貨店
Top image: © 株式会社 大丸松坂屋百貨店
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