アップサイクルに目を向けた、風味豊かな「米粉パン」

「大切な食資源を活かす」ことを目指し、事情があり廃棄されてしまう食品原料(=未利用原料)に付加価値をつけて、市場に再流通させるアップサイクル・フード事業を展開する「ICS-net株式会社」。

同社が、国産の古米を活かした米粉で美味しいパンを製造する「株式会社丸冨士」と共同で“未利用原料”を具材に練り込んだ「アップサイクルフード・米粉ブレッド from 信州」を生みだした。

写真:リンネル提供

新たに誕生した商品は、もちもちの国産の古米を使った米粉の生地に、「美味しく食べられるが形や色が悪い」「食べられるが一般的な生産ラインでは販売していない」といった理由から、食品加工の途中で生じてしまった規格外素材、端材・残渣(ざんさ)などを具材に巧みに利用。

原料の素材を活かした8種のフレーバーの米粉パンは、どれも自然豊かな風味・味わいに仕上げている。

リンネル主催『クリスマスマーケット2023』イメージ Ⓒリンネル2023年11月

この「アップサイクルフード・米粉ブレッド from 信州」の企画・開発は、人気女性誌『リンネル』監修のもとで進められたとのこと。

同誌が主催となって来月12月3日(日)に「二子玉川ライズ ガレリア」で開催するイベント「クリスマスマーケット2023」にて販売を実施するという。

新たな価値をプラスして“美味しさ”と“持続可能性”を実現させた米粉パン。この自然からの贈りものを、みんなで食べることで、食の未来を変える一歩につながるのではないだろうか。

『アップサイクルフード・米粉ブレッド from 信州』
【フレーバー】全8種
柿・くるみ/にんじん・シナモン/ケール・ベーコン/いちじく/いぶりがっこ・チーズ/レンコン/さつまいも/抹茶
【価格】1200円(税込)※1セット4種類×2
【販売予定日】2023年12月3日

Top image: © リンネル2023年11月
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