2024年、Z世代が仕事以外で時間を使いたいことランキング
Z世代の特徴としてよく挙げられるのが、“タイパ(時間効率)”を重視していること。
そんな彼らが実際に「2023年に仕事以外で特に時間を費やしたこと/2024年、仕事以外で特に時間を費やしたいこと」は?
フリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」がZ世代の求職者に対しておこなったアンケート結果から、彼らのリアルが見えてくる。
まず「2023年、仕事以外で特に時間を費やしたこと」から。
これは1位が「趣味(41.5%)」、2位が「勉強・読書などの自己啓発(25.4%)」、3位が「SNSの投稿や視聴(19.5%)」。
そして「2024年、仕事以外で特に時間を費やしたいこと」。
こちらは1位が「趣味(35.6%)」、2位が「勉強・読書などの自己啓発(34.7%)」、3位が「就職/転職活動(30.5%)」というランキングに。
では、総じて2023年から2024年でポイントの増減が大きかったのは?
増加したのは、1位が「就職/転職活動(12.7ポイント)」、2位が「勉強、読書などの自己啓発(9.3ポイント)」、3位が「運動(5.1ポイント)」。
減少したのは、1位が「SNSの投稿や視聴(17.8ポイント)」、2位が「趣味(5.9ポイント)」、3位が「友人との時間(5.1ポイント)」であった。
今回の調査結果について、若年層の就職支援に18年以上携わっているジェイック執行役員の柳井田氏は以下のようにコメント。一部抜粋して紹介したい。
「本調査から、仕事以外で主に時間を費やしていることは趣味や自己啓発であること、また2024年の時間の使い方は2023年と比較し、SNSの投稿や視聴/趣味などの『娯楽や生活の中でなんとなく時間を費やしていること』から、就職活動/自己啓発/運動など『自身の能力アップや心身の健康に繋がること』に、より時間を費やしたいという意向があることが伺えました。
自身が時間を費やしたいことに時間を費やすためには、最初に目的とゴールを設定することが重要です。その上で、ゴールを達成するための小さなゴールや目標を決め、1日や1週間単位でどの行動にどのくらいの時間を費やすか考えられるとよいでしょう」。
2024年は自身の能力アップや心身の健康に繋がることにより時間を費やしたい──そんな傾向を見ると、Z世代のタイパ重視思考はますます強くなっていきそうだ。
『「2023年に仕事以外で特に時間を費やしたこと/2024年仕事以外で特に時間を費やしたいこと」調査概要』
【調査対象】ジェイック 就職カレッジ®に登録したZ世代の求職者(18~28歳)
【調査機関】自社調査
【調査方法】Webアンケート
【調査期間】2023年10月29日~2023年11月28日
【回答者数】118名
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