あの「木村屋總本店」が、恋の感情をパンの味で表現

AIを活用したさまざまなサービスが登場する昨今、「木村屋總本店」と電機メーカー「NEC」が共同開発したのは……「恋AIパン」!?

©株式会社木村屋總本店

かんたんに言うと、さまざまな恋の感情をパンの味で表現した商品。

参考にしたのは、「Abema TV」の恋愛番組『今日、好きになりました。』内で出演者が実際に交わした会話の数々だそう。

開発の流れを説明すると、まず出会いや告白、初めてのデートといった重要なシーンでの会話と、フルーツやスイーツなど食品が登場する日本語の歌詞を、NECの最先端AIブランド「NEC the WISE」の音声認識技術やデータ意味理解技術で分析してスコア化。

傾向が似ているそれぞれを紐付け、恋の感情をあわらす食品上位50種をリストアップ。相性のいい組み合わせを選定したのち、蒸しパンに落とし込んだ。

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ラインナップは「結ばれる両想い味」「涙の失恋味」「やきもち味」「運命の出会い味」「初めてのデート味」の全5種類。

ちなみに、商品紹介文も「cotomi」というNEC開発の生成AIが作成したんだそう。

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結ばれる両想い味

生地:もも、ドランゴンフルーツ/トッピング:はちみつ
『太陽のような「ドラゴンフルーツ」の君に、頬を赤らめた「もも」が寄り添う。甘くとろける「はちみつ」が祝福し、ずっと一緒にいたい気持ちが膨らむ味。』

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涙の失恋味

生地:サイダー、ぶどう/トッピング:ドライりんご
『青い季節に「サイダー」の泡のように消えた恋。「ドライりんご」の甘くてやさしい香りも、「ぶどう」の涙と一緒にこぼれて、甘酸っぱい想い出になった味。』

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やきもち味

生地:紫芋、ずんだ、トリュフオイル/トッピング:レーズン
『「紫芋」と「ずんだ」が混ざった心はマーブル模様。素直になれない自分が嫌い。「トリュフ」と「レーズン」の香りが胸の奥で絡まって不安な気持ちがとまらない味。』

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運命の出会い味

生地:わたがし味、りんご/トッピング:青クランチ
『「りんご」の甘い香りが「わたがし」の風に乗って心をくすぐった。これって偶然?運命のいたずらを「クランチ」が感じさせ、これから始まる恋を予感させる味。』

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初めてのデート味

生地:ライム、柿/トッピング:オレンジピール
『「ライム」と「柿」が初めて一緒になった2人分のワクワクドキドキ。「オレンジピール」のほのかな甘みが2人の距離を縮め、未来への一歩を後押しする味。』

発売日は「結ばれる両想い味」と「涙の失恋味」が2月1日、「やきもち味」が3月1日、「運命の出会い味」と「初めてのデート味」は4月1日。

木村屋総本店オンラインショップならびに直営店、関東近郊のスーパーなどで販売予定。

創業1869年の木村屋總本店と1899年創業のNEC。ともに老舗企業の新たなチャレンジにAIありきというのが、なんとも今っぽい。

Top image: © 株式会社木村屋總本店
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