意味不明なメッセージを送り続けていたボイジャー1号、ついに復活!

およそ50年前に宇宙へと飛び立った、「NASA」のボイジャー1号。故障により2023年11月から意味不明なデータを送り続けていたが、ようやく解読可能なメッセージを送れるようになったらしい。

ボイジャー1号に、いったい何が……?

ちんぷんかんぷんなメッセージを送るようになったボイジャー1号。宇宙の果てで、いったい何が起こっていたのだろうか——?

「NASA」によると、同機に搭載されている3台のコンピューターのうち「FDS(フライトデータシステム)」にトラブルが発生したとのこと。本来なら宇宙データや機体などの情報が送られてくるはずなのに、0と1を繰り返すだけの意味不明なメッセージが届くようになったという。

NASAのエンジニア
地上から遠隔で修理!

ボイジャー1号は、地球から150億マイル(約240億キロメートル)以上も離れた場所にある。当然ながら、ボイジャー1号まで足を運んで修理、というわけにはいかない。

そこで、NASAのエンジニアは機体から送られてきていた信号を解読するという途方もなく大変な作業を開始。その結果、信号に「FDS」のメモリが含まれていることが分かり、ついに理解可能なデータの受信に成功したようだ。

ちなみに、ボイジャー1号は宇宙の彼方にいるため、地球と同機間におけるデータの送受信には22.5時間もかかるらしい。そのような状況下で遠隔修理を成功させるなんて、やはり「NASA」のエンジニアは地球トップクラスなのかもしれない。

宇宙探査の“旅”に終わりなし

木星と土星の探査を目的として、1977年に地球を出発したボイジャー1号。当初のミッションを達成したあとも宇宙探査を続け、数々の発見をしてきた。

これだけ長く宇宙にいると、今回のようなトラブルはこれからも発生するかもしれない。しかし、「NASA」のエンジニアがいれば、どこまででも行けるような気がしてしまう。

今後、ボイジャー1号はどんな新発見を私たちに届けてくれるのだろう——?

Top image: © NASA/JPL-Caltech
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。