平時も食べられる非常食「EVERYONEポンせん」

地震をはじめ、日本は自然災害が多い国として知られている。

万が一被災してしまったときのために、水や食べものなどの備蓄をしている方も多いと思うが、せっかくなら平時でも気軽に食べられる非常食があったらいいものだ。

プラントベース、無添加、ノンフライ……
誰もが食べられる“エブポン”

©本田屋商店株式会社

そんな思いから生まれたのが、フェーズスリーな「EVERYONEポンせん」、通称“エブポン”。プラントベースかつアレルギーフリーでグルテンフリー。さらには無添加、ノンフライと、老若男女誰もが食べられるように製法にこだわった。

原料には、今年1月に地震に見舞われた石川県能登の自然栽培玄米と天然塩を使用。人々が能登に心を寄せる一つの小さな機会となればという思いが込められている。

 

売れ残った既存米と
不ぞろい野菜を有効活用

©本田屋商店株式会社

材料となる玄米は、新米が市場に出回ったあとに売れ行きが悪くなってしまう既存米。風味付けや色出しには、形が不ぞろいで市場には流通しない野菜を使うことで、農家が抱える悩みに貢献。食べる側だけでなく、素材の作り手に対するこうした意識、ものづくりにおけるソーシャルグッドな取り組みにも共感が増す。

そのまま食べてももちろんおいしいが、スープの横にバケットの代わりに添えたり、スープに崩して入れれば、ボリュームたっぷりのリゾットにもなるそうだから、非常食ながら普段使いの選択肢も広がるはず。

©本田屋商店株式会社

場面に応じて非常食ではなく、平時の主食とすることで、「平時に楽しくおいしく食べていくことが有事の備えにつながる」という新しい価値を世の中に広めるきっかけとなりそうだ。

現在、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、応援購入を実施中。エブポンのリターンを含むプランの価格は税込3000円〜で、ほかに被災地へのエブポン送付などもリターンの一部となっている。

Top image: © 本田屋商店株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。