あの日以来、防災袋には必ず「豆製品」を入れている。

あの日、あなたは何をしていましたか。

震災のあと、被災地には支援物資がたくさん届きました。米、パン、カップ麺、缶詰、レトルト食品など、すぐにエネルギーに変わる食品が多いなか、「豆」を送った人がいました。そこには、被災者にしかわからない意外な理由があったのです。

ある一冊の本から、その理由を紐解いていきましょう。

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2011年3月11日───。

 

私たち日本人にとって、忘れられないできごとがありました。東日本大震災です。日本中の人が心を痛め、被災者、被災地のために自分たちにもなにかできないだろうかと考えたはずです。私の店でも、自分たちにできることを考え、義援金を送る一方で、煎り豆や豆菓子を被災地に送る手だてを模索しました。

 

「緊急事態に豆菓子?」と思われるかもしれませんが、こう思い立ったのには理由があります。

 

私は30年ほど前から、豆を家庭にもとり入れていただくことを目的に料理教室を主催しています。その教室に講師として料理家、坂本廣子先生をお迎えしていますが、その坂本先生の言葉を思い出したからなのです。

 

坂本先生は神戸在住。1995年の阪神・淡路大震災の被災者でもあります。自身の体験を元に、防災・減災の食についても積極的な提案をされていて、2017年2月には『くらしの防災 いのちを守り「災後」を生きるために』という書籍を上梓。暮らしのなかですぐできる防災についてのスペシャリストです。その坂本先生は、以前から「防災袋には、煎り豆や羊羹などの豆製品を入れておきましょう」とおっしゃっていました。

 

大きな災害があったとき、まず第一に考えなければならないのは、「どうやって栄養を補うか」ということです。とくにお子さんを持つ親であれば、自分よりも子どもに栄養のある食べ物を確保したいと考えるのではないでしょうか。そんなとき、手元においてあると大きな助けになるのが、豆なのです。

 

豆には、脳の発達のために不可欠な必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なたんぱく質が豊富です。不足すると、脳の発達に影響します。脳の発展途上にある子どもたちは、脳をつくる必須アミノ酸を毎日とり続ける必要があります。後からまとめて食べるのではなく、食べ続けることが大事だそうです。

 

平時なら、必須アミノ酸は、肉、魚、卵などから摂取が可能です。でも、電気も止まり、物流がうまく機能しない非常時はどうでしょうか?

 

保存がきかない食材でその役割を担うのは難しいですが、保存がきき、そのまま食べられるものなら手軽にたんぱく質を補給でき、必須アミノ酸の摂取が可能です。それには、煎り豆や豆菓子、小豆を使った羊かんなどが最適なのです。

 

東日本大震災のとき、私が被災地に送った煎り豆は、たいへん喜んでいただけたと聞いています。非常食や支援物質はどうしてもおなかが膨れる炭水化物に偏ってしまいがちです。保存がきき、すぐ食べられる状態の豆製品を意識して避難袋に入れ、非常食として常備してください。

和食の基本となる「だし」。その材料にはかつお、昆布、煮干し、干ししいたけなどが使われるのが一般的ですよね。でも、「豆」からもだしが取れるって知っていました...
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アドレナリン全開だったんでしょうね。
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