コーヒー豆を「使わない」コーヒーを作るスタートアップ

スターバックスの発祥地シアトルに拠点を置くスタートアップ「Atomo」。味としてではなく製造方法で、コーヒー界に革命を起こす存在となるかもしれません。

なぜなら、彼らはコーヒー豆を使わないで同じような味を再現することに成功したから。地球温暖化によりコーヒー農園が減少してしまうと危惧されていることに対して、解決策となる可能性があるのです。

「Atomo」は、開発過程を以下のように説明しています。

①コーヒー成分を分子レベルで解析

②アロマとフレーバーを作り出すのに不可欠な化合物を発見

③その化合物を他の植物由来の原料で代用

……プロセスはなんだか難しいけど、要するにコーヒーの構造を分解して、それぞれに対応する他の原料で同じものを作ったということです。

今後、カカオ豆の生産量も少なくなると言われていますが、同じような方法でチョコレートも製造できるようになるのかもしれませんね。

Top image: © iStock.com/CSA-Printstock
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。