空の旅のはじまりは「パンの耳」からできた発泡酒で!

羽田空港で4月から販売されているオリジナル発泡酒「Bready to Fly」。すでに1本空けたって方も多いはず。

じゃあこれ、原料に使われているのがパンの耳だっていうことまでを知ってる人はどのくらいいるだろう?それも、空港内で販売されるサンドイッチ製造時に出たパンの耳だということを。

パンの耳を麦芽にアップサイクル!

©株式会社Beer the First

羽田空港の管理・運営を行う「日本空港ビルデング」と、JAL グループの商社「JALUX」 、そして廃棄予定の食材をクラフトビールにアップサイクルする「Beer the First」の3社の共同開発によって誕生した「Bready to Fly」。

パンの耳をどうビールに?発泡酒の原料となる麦芽のうち、約15%にパンの耳を代替使用するというもの。これによってフードロス削減に貢献し、パンの風味が感じられる新感覚の発泡酒に仕上がっているんだそう。

種類は2つ、爽やかな風味と豊かな香りが特徴の食事にもぴったりなペールエールタイプと、出張や旅行後のリラックスタイムにゆっくりと深く味わいたい、コク深いスタウトタイプ。2種類セットもあり、カカオ豆の皮をアップサイクルしたかわいらしい箱に入ってくる。

社員がデザインした
ユニークなパッケージ

©株式会社Beer the First

パッケージに使用されている上記のイラストもじつにユニーク。

左にはビール瓶を持ったサンドウィッチのキャラクター、右には機内でジョッキを片手にグビっとビールを飲む男性が描かれ、この発泡酒が生まれたストーリーを連想させる。

また、躍動感あるフォントの商品名に、飛行機のシルエットを掛け合わせたロゴもごきげんじゃない。なんでもこれら日本空港ビルグループの社員によってデザインされたものだそうで。

©株式会社Beer the First

ちなみに、「Bready to Fly」という特徴的な商品名は、空の旅の高揚感を感じられる「Ready to fly」という言葉に、パンの味わいを表現する「Bready」という言葉を掛け合わせたもの。

パンの耳がおいしい発泡酒へと姿を変え、消費者に向かって飛び立っていく様子を名前に込めた。味ももちろん、そうした背景もおもしろく、手土産にもぴったりでは?

商品詳細は以下より。

Bready to Fly

【品目】発泡酒
【原材料】麦芽(ドイツまたはイギリス製造)、パン耳、ホップ
【アルコール分】5%
【販売価格】1本 750 円、箱入り2本セット1650 円 (税込)
【容量】1本あたり330ml
【販売場所】羽田空港第 1 ターミナル内「PIER」1、4 ほか。空港店舗「JAL PLAZA」(FLIGHT SHOP、1、3、7、9、11、14、15、22 番のゲートショップ、バスラウンジショップ)
※JAL PLAZA は 2 本セットのみの販売

Top image: © 株式会社Beer the First
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