ハチミツのお酒「ミード」に注目!

クラフトビール、シードル、スピリッツに続く、いま注目のお酒「ミード(Mead)」を知ってますか?  アメリカではミードの醸造所「ミーダリー」が次々と開業し、クラフト熱が高まりつつあります。

そこで、ここではミードの歴史から、おすすめセレクトまで、詳しく紹介していきます。

ミードは、「人類最古」のお酒

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まず、知っておいて欲しいことがこちら。

ハチミツ × 水 × 酵母 = ミード

ミードの主原料はハチミツ。ミードとは、ハチミツの醸造酒なんです。しばしば「ハニーワイン」と呼ばれることもあるミードですが、正確には果物ではなく、ハチミツ、水、酵母のみでつくられるため、製法はワインとはまったくの別物。

人類最古のお酒”とも言われるミードの歴史はワインよりも古く、およそ1万4000年以上前の旧石器時代後期とも言われています。まだ農業が確立される前の時代、ハチミツとお水だけでつくるミードは、現在のアルコール飲料の先駆けだったとも考えられます。

ミード誕生は、偶然の産物!?

諸説あるようですが、ミードは偶然の発見だったようです。空気中の酵母の助けをかりて自然発酵した蜂の巣に雨水が溜まり、それを狩人が飲んだのが始まりだとか。

ちなみに、紀元前7000年の中国の陶器にハチミツ酒の発酵の証拠が残っていたという記録もあるようで、そこからマヤ、エジプト、ギリシャ、ローマなど、世界中に広まっていったという説も。

なかでも古代ギリシャ人たちは「神々の蜜」と表現し、ミードが蜂によって集められた天からの贈りものであると信じられてきたようです。いまもヨーロッパの国々で「ミツバチは神の使者」「不死」といったイメージがあるのも納得ですね。

ハチミツの種類によって
フレーバーは大きく異なる

ミードに使用されるハチミツは、メーカーごとそれぞれ。ハチミツの種類によって大きく味が異なるのもまた、このお酒の特徴です。

伝統的な製法でつくられるミードは、アカシア、オレンジ、クローバーなどの花から採れたハチミツを使ったものが多く、アイスワインのような濃厚な甘さが特徴です。

このほか、すっきり辛口のもの、シャンパンのようなスパークリングタイプ、さらにはハーブやスパイスを足して風味を調整したミードなど、バラエティに富んだ味わいが楽しめます。

ミードのおいしい飲み方

■まずはそのまま

ワインとだいたい同アルコール度のミード。白ワインのように冷蔵庫で冷やしてそのままいただくけば、ハチミツの豊潤な香りが楽しめます。

■ソーダで割る

ヨーロッパを中心につくられる伝統的なミードには濃厚で甘口のものが多く、そのためソーダで割って飲むスタイルも好まれています。カットレモンを添えると、ハチミツレモンなテイストが楽しめますよ。

■ホットもいける!

これからの寒い季節にピッタリなのがホットミード。アルコールが苦手な方にオススメです。また、ミルクで割ってもおいしくいただけます。

おすすめミード、まずはこの3本!

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チョーサーミード

産地:アメリカ / カリフォルニア州
原料ハチミツ:オレンジ、セージ、アルファルファ
アルコール度数:10.5度
価格:3300円前後

 

カリフォルニア州でつくられる「チョーサーミード 」は、アメリカで最初に流通したミードだと言われています。中世イギリスで飲まれていた伝統のレシピを再現した、甘くさらりとした飲み口が特徴。

オレンジのフローラルな香りにセージのスパイス香が程よくマッチし、初めてミードを飲む人にも受け入れやすい1本です。

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シュシェン メルモール

産地:フランス / ブルターニュ地方
原料ハチミツ:そば、ひまわり、ポリフラワー
アルコール度数:13度
価格:2500円前後

 

日照時間が少なくブドウが育たない仏ブルターニュ地方では、古くからワインの代用品としてミード製造がさかんに行われてきました。ブルターニュではミードのことを「シュシェン(ハチミツのお酒)」と呼び、食後酒として、疲れを感じるときの滋養にと親しまれてきた歴史があります。

創業1900年の老舗ミーダリーがつくる「シュシェン・メルモール」は、昔ながらの伝統製法で仕込まれています。豊潤なハチミツの香りにすっきりキレのある後味が特徴的。ホットにしてもおいしいく、キャンプシーンで特にオススメの1本です。

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AIZU MEAD 花織

産地:日本 / 福島県会津地方
原料ハチミツ:
アルコール度数:11度
価格:1540円

 

会津の山奥、標高600m~800mに自生する栃の花の蜜を飯豊山系の伏流水で希釈し、酵母を加えて約1か月、ゆっくり発酵させてつくった純福島会津産のミードです。

爽やかな甘味と酸味、キレのある後味は、海外のミードではなかなか出会えない「AIZU MEAD」の特徴です。ハネムーン(Honeymoon)の語源になったとも言われるミードのイメージそのままに、贈り物としても好まれる1本です。

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