ハチミツのお酒「ミード」に注目!

クラフトビール、シードル、スピリッツに続く、いま注目のお酒「ミード(Mead)」を知ってますか?  アメリカではミードの醸造所「ミーダリー」が次々と開業し、クラフト熱が高まりつつあります。

そこで、ここではミードの歴史から、おすすめセレクトまで、詳しく紹介していきます。

ミードは、「人類最古」のお酒

©2020 NEW STANDARD

まず、知っておいて欲しいことがこちら。

ハチミツ × 水 × 酵母 = ミード

ミードの主原料はハチミツ。ミードとは、ハチミツの醸造酒なんです。しばしば「ハニーワイン」と呼ばれることもあるミードですが、正確には果物ではなく、ハチミツ、水、酵母のみでつくられるため、製法はワインとはまったくの別物。

人類最古のお酒”とも言われるミードの歴史はワインよりも古く、およそ1万4000年以上前の旧石器時代後期とも言われています。まだ農業が確立される前の時代、ハチミツとお水だけでつくるミードは、現在のアルコール飲料の先駆けだったとも考えられます。

ミード誕生は、偶然の産物!?

諸説あるようですが、ミードは偶然の発見だったようです。空気中の酵母の助けをかりて自然発酵した蜂の巣に雨水が溜まり、それを狩人が飲んだのが始まりだとか。

ちなみに、紀元前7000年の中国の陶器にハチミツ酒の発酵の証拠が残っていたという記録もあるようで、そこからマヤ、エジプト、ギリシャ、ローマなど、世界中に広まっていったという説も。

なかでも古代ギリシャ人たちは「神々の蜜」と表現し、ミードが蜂によって集められた天からの贈りものであると信じられてきたようです。いまもヨーロッパの国々で「ミツバチは神の使者」「不死」といったイメージがあるのも納得ですね。

ハチミツの種類によって
フレーバーは大きく異なる

ミードに使用されるハチミツは、メーカーごとそれぞれ。ハチミツの種類によって大きく味が異なるのもまた、このお酒の特徴です。

伝統的な製法でつくられるミードは、アカシア、オレンジ、クローバーなどの花から採れたハチミツを使ったものが多く、アイスワインのような濃厚な甘さが特徴です。

このほか、すっきり辛口のもの、シャンパンのようなスパークリングタイプ、さらにはハーブやスパイスを足して風味を調整したミードなど、バラエティに富んだ味わいが楽しめます。

ミードのおいしい飲み方

■まずはそのまま

ワインとだいたい同アルコール度のミード。白ワインのように冷蔵庫で冷やしてそのままいただくけば、ハチミツの豊潤な香りが楽しめます。

■ソーダで割る

ヨーロッパを中心につくられる伝統的なミードには濃厚で甘口のものが多く、そのためソーダで割って飲むスタイルも好まれています。カットレモンを添えると、ハチミツレモンなテイストが楽しめますよ。

■ホットもいける!

これからの寒い季節にピッタリなのがホットミード。アルコールが苦手な方にオススメです。また、ミルクで割ってもおいしくいただけます。

おすすめミード、まずはこの3本!

©2020 NEW STANDARD

チョーサーミード

産地:アメリカ / カリフォルニア州
原料ハチミツ:オレンジ、セージ、アルファルファ
アルコール度数:10.5度
価格:3300円前後

 

カリフォルニア州でつくられる「チョーサーミード 」は、アメリカで最初に流通したミードだと言われています。中世イギリスで飲まれていた伝統のレシピを再現した、甘くさらりとした飲み口が特徴。

オレンジのフローラルな香りにセージのスパイス香が程よくマッチし、初めてミードを飲む人にも受け入れやすい1本です。

©2020 NEW STANDARD

シュシェン メルモール

産地:フランス / ブルターニュ地方
原料ハチミツ:そば、ひまわり、ポリフラワー
アルコール度数:13度
価格:2500円前後

 

日照時間が少なくブドウが育たない仏ブルターニュ地方では、古くからワインの代用品としてミード製造がさかんに行われてきました。ブルターニュではミードのことを「シュシェン(ハチミツのお酒)」と呼び、食後酒として、疲れを感じるときの滋養にと親しまれてきた歴史があります。

創業1900年の老舗ミーダリーがつくる「シュシェン・メルモール」は、昔ながらの伝統製法で仕込まれています。豊潤なハチミツの香りにすっきりキレのある後味が特徴的。ホットにしてもおいしいく、キャンプシーンで特にオススメの1本です。

©2020 NEW STANDARD

AIZU MEAD 花織

産地:日本 / 福島県会津地方
原料ハチミツ:
アルコール度数:11度
価格:1540円

 

会津の山奥、標高600m~800mに自生する栃の花の蜜を飯豊山系の伏流水で希釈し、酵母を加えて約1か月、ゆっくり発酵させてつくった純福島会津産のミードです。

爽やかな甘味と酸味、キレのある後味は、海外のミードではなかなか出会えない「AIZU MEAD」の特徴です。ハネムーン(Honeymoon)の語源になったとも言われるミードのイメージそのままに、贈り物としても好まれる1本です。

Top image: © 2020 NEW STANDARD
数年前からじわじわ続くハチミツブーム。ハチミツは採取される地域や花の種類、製造方法によって味が違っていて奥深い。でも、今回はそんな奥深いハチミツの世界を解...
「日本酒は体にいい」古くからそう言われてきたように、米と水からつくられるお酒には、日本酒由来の成分があります。「shu re」はそこに着目。
日本酒の温度帯の変化を自在にコントロールする「酒器」と「冷温機」のセットアップが登場。
ブラジルのお酒カシャッサ(またはカシャーサ)は、サトウキビから造られる蒸留酒のこと。近年、クラフト・カシャッサが国際品評会で次々とメダルを獲得。なかでもカ...
見つけるとラッキーな気持ちになる「猫のひげ」。コレクションしている人も多いこの猫のひげを「雑貨」にしてしまったのが、「フェリシモ猫部」の発売した「猫のひげ...
お店で提供しているようなペアリングや日本酒のアレンジは、自宅で簡単に再現できる?
本物のお酒が入ったBoozy Soaps。一つひとつ手作りされていて、バーボン・ウイスキーなどのお酒のほか、ローズマリーの葉やクランベリーの種といった天然...
紫いもで作った「日本芋酒(にほんいもざけ)」は、ワインでもなければ焼酎でもない、さらに言えば日本酒でもない、全く新しい日本初の「生酒」なんです。
パーティシーンに定番のお酒コカレロに、黒いルックスが目をひく新アイテム「コカレロ ネグロ」が11月に登場。これ、チャラさよりもじっくり大人が愉しむためのお...
スコッチウイスキー「シーバスリーガル」の樽で日本酒「満寿泉」を熟成させ、ブレンドした「リンク 8888」。ホリデーシーズンのパーティや宴で、お世話になった...
イギリス政府は地球温暖化対策を強化するため、ガソリン車やディーゼル車の新車販売を2030年までに禁止すると発表。今後は電気自動車などの普及を後押ししていく...
「懐かし〜」より「斬新!」な、カクテルベースになるたまご酒。
「世界で飲まれる日本酒づくり」をコンセプトにしている、山形発の酒造メーカー「WAKAZE」。この度、パリに酒造を新設します。
9年連続ミシュラン1ツ星を獲得するシェフが「野菜とマリアージュする酒」と表現する「惣誉 生酛仕込 純米大吟醸」。実家の親に大人としての成長を感じさせるのも...
ここは、カクテルを飲む習慣がない人にこそ行って欲しいお店。恵比寿の名店「Bar TRENCH」です。このお店のメニューには、ジントニックやモヒート、マンハ...
香川県の特産品「和三盆」をつくるときに出てきた糖蜜を蒸留してできた「ラム酒」。
2021年1月16日まで、カナダ・オンタリオ州トロントの地下鉄車両内で「心の健康」に関するプロジェクト「Life on the Line」がおこなわれてい...
毎年話題の「Australian Firefighters Calendar(オーストラリアの消防士カレンダー)」から、2021年版が登場。28年目を迎え...
普段の家飲みの締めくくりに最適なポートワイン。“ポルトガルの宝石”と謳われるルビータイプのポートワインのなかにあって、抜きに出たコクを感じられる「テイラー...
10月1日「日本酒の日」に、オンラインで全国一斉に乾杯をするイベント「全国一斉 日本酒で乾杯!2020」」が実施される。
着物の襟からおっぱいポロリしている女性のイラストが描かれた、“ちょっとエッチな日本酒”「ゆきおんな」。この冬限定で、12月15日から販売中。
全国約70蔵約500種類の日本酒が一堂に集結する「日本酒まつり」が、来週24日(木)から5日間、東京「日本橋高島屋」で開催される。
正月に飲むお屠蘇(おとそ)は、実はみりんや日本酒に漢方を漬け込んだ薬膳酒って知ってましたか?一年の邪気を払って新しい年を健やかに過ごせますようにという意味...
「GREEN FUNDING」にて販売中のタンブラー付きボトル「Firelight Flask(ファイアーライトフラスク)」は、お酒の味にこだわるだけでな...