「バゲットの香りがする切手」で、フランスから手紙を出そう
みなさんは普段、切手を買いますか——?
メールやSNSが当たり前になった昨今では、「手紙なんて滅多に送らない!」って人も多いはず。でも、つい誰かに手紙をしたためたくなるような切手が、フランスで登場したようだ。
フランス郵政公社
「バゲットの香り」がする切手を発行
「フランス郵政公社(La Poste)」が、バゲットの香りがする切手を発行。切手をこするとバゲットの香りが漂うそうだ。
© stephanehumbertbasset/Instagram
イラストはトリコロールのリボンがついたバゲットで、フランスらしさが感じられるデザイン。とまあ、これはこれでさもありなんだが、見ても嗅いでも楽しい遊び心あふれる切手だというのだから驚かされる。
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それにしたって、なにゆえバゲットの香りなのか。
なんでも、フランスのシンボルでありフランス文化に欠かせないバゲットの魅力を改めて広めるために誕生したんだとか。開幕まで残り40日をきったパリ五輪もあり、切手を通してバゲットという無形文化遺産を世界中の人に届けるそうだ。
バゲットは毎年60億本も作られているそうだが、近年ではバゲット店の減少が目立っており、今回の切手はバゲット存続に向けて重要な役割を担うかもしれない。
フランスへ行く予定のある人は、現地から家族や友人に向けて手紙を書いてみてはいかがだろう?バゲットを食べながらペンを執るのもいいかもしれない——。
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