NIGOディレクションの新拠点など「NOT A HOTEL 」のアツすぎる拠点計画

「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、新しい暮らしの拠点を提案する「NOT A HOTEL」

デザイン性とIoTなど、テクニカルな快適性を両立したハイエンドな別荘の提供をつづけるなか、新たな展開として「NOT A HOTEL TOKYO」「NOT A HOTEL RUSUTSU」などの拠点計画が発表された。

©NOT A HOTEL株式会社

NIGOディレクションの新拠点
「NOT A HOTEL TOKYO」

新ラインナップのひとつとして2024年秋に販売開始となるのは、「HUMAN MADE」の創設者兼デザイナーであり、現在は「KENZO」のアーティスティックディレクターも務めるNIGOがディレクションする「NOT A HOTEL TOKYO」だ。

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千葉県富津市の海岸沿いに誕生する同所は、建物が谷地に埋まっているような敷地と一体化したデザイン。太平洋を見下ろす崖の上に建てられ、リビングルームからは海越しに富士山を一望することができるそうだ。

熱心なアートコレクターでも知られるNIGO。お気に入りのユニークな現代アート作品が随所に配置され、たとえば建物の上には「KAWS(カウズ)」の巨大な鋼鉄の彫刻が。これらのアート作品は所有権に含まれるという。

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同ブランドらしい充実のルーム構成はもちろん、サウナ、ジム、木製の日本風呂の完備や、茶道のための本格的な茶室まで用意と、至れり尽くせり。そのどれもにNIGOのテイストが味つけされ、世界のクリエイティブが集まる美術館のような唯一無二の物件となっている。

© NOT A HOTEL / YouTube

スキー場山頂の
「NOT A HOTEL RUSUTSU」

北海道のルスツリゾートに誕生するのは、国際的に活躍するノルウェー設立の建築デザイン事務所 「Snøhetta(スノヘッタ)」が手掛ける1棟のヴィラ「NOT A HOTEL RUSUTSU」だ。

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2025年冬に販売開始を予定している同所は、スキー場山頂というロケーションに天文学の「天頂」という概念からインスピレーションを得てデザインしているとのこと。この「天頂」とは、空を見上げたときに真上にある点のことで、人々の目線や意識を上へ向けさせ、人間の体験を高める空間の創造に変換して建築されたそうだ。

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鋭意的な新プロジェクトが続々始動

そのほか、神奈川県三浦の海が見える高台に誕生するPOOL CLUBをコンセプトにした「NOT A HOTEL MIURA」の2025年春から販売予定や、すでに開業している浅間山麓にある「NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA」と宮崎県青島に位置する「NOT A HOTEL AOSHIMA」がエリアを拡張して新ハウスが登場するなども発表されている。

「NOT A HOTEL MIURA」©NOT A HOTEL株式会社

2020年の創業以来、着実な成長をつづける「NOT A HOTEL」。次なる仕掛けとして首都圏と北海道の新たな3拠点をはじめとする6つの新プロジェクトが始動し、本格的な海外展開もスタートしてグローバルなブランド確立を目指すようだ。

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Top image: © NOT A HOTEL株式会社
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