3Dの「青春」は、もう修理できないらしい……

Z世代の“青春の1ページ”が、まもなく終わりを告げる──。

先月末、任天堂は修理に必要な部品の在庫がなくなったことを理由に「Newニンテンドー3DS」本体の修理受付を終了したことを発表。一時、SNSではユーザーたちの嘆きの声が。

© 任天堂サポート/X

2014年に発売開始となった「Newニンテンドー3DS」。振り返れば、臨場感ある3D映像で表現されるゲームの世界観は、当時の私たちに衝撃を与えた。まさしく没入感。

が、実体験を元に話をさせていただくと、3D以上に当時夢中になったのが「すれ違い通信」だったように思う。Z世代のみなさん、どうです?今さら機能の説明は野暮だろうから割愛するが、以下の投稿をご覧いただきたい。

この令和の時代に、3DSのすれ違い通信で遊ぶ投稿に14.3万ものいいねが。

© じょーかー/X

家族との退屈なお出かけ時、緑のランプが心をときめかせた日々を思い出す。「すれちがいMii広場」で「すれちがい伝説」で敵を倒したり、「ピース集めの旅」に出たり……ソフトを購入しなくても楽しめた。その後の「すれちがい交換日記」や「バッジセンター」など、語りだしたら止まらない思い出でいっぱい。

修理対応を終え、いつか機器がダメになってしまうその日まで。今でも3DSに青春を重ね合わせている人たちは、壊れないよう大切に使って欲しいなあ。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。